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令和3年度 群馬県文化奨励賞

更新日:2022年3月8日 印刷ページ表示

群馬県の文化の振興・発展において特に顕著な功績のあった個人及び団体に対し、群馬県文化奨励賞を授与しました。

  • 表彰式 令和3年11月10日(水曜日)県庁昭和庁舎「正庁の間」
  • 受賞者 個人の部 8名/団体の部 6団体
  • 功績概要 以下のとおり

個人の部(敬称略)

中嶋 俊明(前橋市)【民俗芸能(八木節)】

 長年にわたり前橋八木節協会の運営にたずさわり、県内にとどまらず海外での八木節公演を実現する等、八木節の振興、普及、国際交流に貢献された。また、前橋市文化協会八木節部会長として、前橋市民芸術文化祭「八木節のつどい」や「ふれあい体験教室」を毎年開催し、幅広い世代への八木節の普及に貢献した。

高橋 正長(高崎市)【民俗芸能(八木節)】

 40年にわたり八木節の演者として自ら活動するとともに、後進の指導育成を積極的に行い、八木節の発展に寄与している。長年会長を務める、高崎八木節連合会では、毎年「八木節と芸能の集い」を開催し、郷土芸能の活動団体に発表・交流の場を提供し、高崎市内における郷土芸能の振興に大きく貢献している。

長谷川 ミヨ(桐生市)【生活文化(茶道)】

 70年にわたり茶道を続け、自宅やカルチャースクールで後進を指導し、地域に茶道文化を広める活動を実施している。また、親子向け和食マナー教室での、和食の作法について指導や、群馬大学の留学生を対象とした、日本文化の魅力を発信する活動により、茶道だけでなく幅広く地域に貢献している。

伊藤 重雄(沼田市)【芸術(音楽)】

 平成元年に、ピアノとバンド演奏サークル「秋桜」を結成し、沼田市民音楽祭や全国都市緑化フェア(ステージ部門)等文化イベントに、長年にわたり積極的に参加してきた。また、沼田市音楽協会や文化協会の役員として、沼田市文化祭等の運営にたずさわり、沼田市の音楽や文化の発展に貢献している。

森谷 武竝(草津町)【文化の普及・振興(文化協会の活動)】

 昭和55年の草津町文化団体協議会(現文化協会)発足時より理事として活動し、平成17年以降副会長・会長を歴任し、草津町の文化の振興・発展に寄与した。
 会長就任後は、他地域における文化活動状況の調査や交流を積極的に推進し、姉妹都市との文化交流を開始し、文化活動に対する意識の向上に貢献した。

北原 東洋男(草津町)【文化の普及・振興(文化協会の活動)】

 10年以上の長きにわたり、草津町文化協会の副会長を務め、会長を補佐して草津町の文化の振興・発展に寄与した。また、代表をつとめる山媛呼俳句会では、草津町の広報誌への俳句の掲載や、町民や老人会を対象とした短歌や俳句の会開催を通じて、短歌や俳句の普及活動を行っている。

五十嵐 ウメ子(玉村町)【芸術(舞踊)】

 長年にわたり玉村町の「ふるさとまつり」や「町民体育祭」において、玉村町の踊り「玉村音頭、たまむら囃子、サンバ!玉村」の普及と指導にあたり、技術の伝承・向上と後進の育成に貢献した。踊り方解説動画を作成し、DVDやインターネットを活用して活動を継続した。

栗原 稔(千代田町)【文化の普及・振興(文化協会の活動)】

 長きにわたり千代田町文化協会の本部役員を務め、平成22年からの10年間は会長として、地域文化の振興・発展に大きく貢献した。また、自ら部長を務める陶芸団体「陶遊会」でも、陶芸技術の探求や後進の育成に尽力し、陶芸教室の開催を通じて、幅広い世代に陶芸の魅力を伝えている。

団体の部

大前田町諏訪神社獅子舞保存会(前橋市)【民俗芸能(獅子舞)】

 宝暦年間(1751-1764)から伝わる獅子舞の保存と継承に長年尽力してきた。毎年10月の第3日曜日には伝統の舞を諏訪神社で披露し、市民文化の向上に寄与している。後継者の育成にも力を入れ、学校での公演や学習活動への協力により、伝統文化の伝承に取り組み、地域の文化振興に貢献している。

保渡田諏訪神社獅子舞保存会(高崎市)【民俗芸能(獅子舞)】

 寛永中期(1630年頃)からおこなわれているといわれ、昭和52年には旧群馬町の民俗芸能として重要無形文化財に指定された。その活動は市内にとどまらず、高崎市の姉妹都市であるフィリピンのモンテンルパ市で開催されたイベントにも出演し、国際親善にも貢献している。

桐生ラタンアート協会(桐生市)【伝統技術・技能(工芸)】

 手作りの工芸により潤いと生きがいを見出して、生活の質を高めることを目的として、平成11年に設立された。公民館や文化会館等で教室を開催し、籐工芸の指導を通じて地域文化の振興や生涯学習活動に貢献している。ホノルル等海外での作品展示にも積極的に参加し、国際交流にも熱心に取り組んでいる。

甘楽町鉢植クラブ(甘楽町)【生活文化(盆栽)】

 昭和49年の結成以来47年の長きにわたり、日本固有の文化である盆栽の技術向上・普及啓発等の活動を継続している。2月、6月、11月の年3回開催する展示会や、年2回開催する盆栽教室を通じて、町民をはじめ多くの人々に盆栽の魅力を発信している。

八城人形浄瑠璃保存会城若座(安中市)【民俗芸能(人形浄瑠璃)】

 300年以上の歴史を誇る人形浄瑠璃で、義太夫節に合わせて、文楽の流れをくむ3人遣いの人形を操り上演される。安中市内の小中学校での人形芝居教室や、県内各地でおこなわれる自主公演などをとおして、若者の育成や伝統芸能の継承発展に貢献している。

群馬音楽協会(藤岡市)【芸術(音楽)】

 昭和57年に県内を中心に活動する音楽関係者によって設立され、今年で40年目を迎えた。若手演奏家の公開オーディションや新人演奏会の開催を通じて、県内音楽界の将来を担う人材の発掘と優れた音楽家の育成を行い、クラシック音楽の振興に貢献している。

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