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令和2年度 第2回男女共同参画推進委員会概要

更新日:2020年12月2日 印刷ページ表示

日時:令和2年11月11日(水曜日)午後3時00分~午後4時30分
場所:ぐんま男女共同参画センター 4階 大研修室
出席:委員11名、事務局9名

議事概要

1 第5次群馬県男女共同参画基本計画の策定(素案の概要)について

 令和2年度中に策定する「第5次群馬県男女共同参画基本計画(素案)」について、事務局より説明が行われました。

主な意見等

パブリックコメントについて
  • パブリックコメントを行っていることを知ってから〆切までの期間が短いと感じる。
  • パブリックコメントを行うことを早めに、広く周知したほうが、県民の方からより多くの意見が出るのではないか。
  • パブリックコメントについては、漠然と周知するのではなく、男女共同参画について関心を持っている、例えば、女性団体の人達などから意見を聞けるようにした方がいい。
計画全体の見方について
  • 各基本目標について、「現状と課題」「グラフ」「成果目標」「参考指標」のつながりに統一感を持たせたほうがいいのではないか。
基本的視点(DXによる施策の推進)について
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)による施策の推進を基本的視点に位置づけているが、同時並行で「デジタルデバイドを生まない」という視点も持ち続けてほしい。
  • 行政施策推進のためのデジタル化ではなく、暮らしのなかにデジタルが入ってくるので、デジタル社会の中での男女共同参画をどう推進するかだと思う。
  • 防災の視点でも、デジタルデバイドにより、視覚障害や聴覚障害の方が、避難情報を手に入れにくくならないように、情報格差を生まないということを盛り込んでいただきたい。
基本目標1 政策・方針決定過程への女性の参画拡大について
  • 「市町村の審議会委員の女性割合」は全国最下位であり、早急な改善が必要である。「女性自治会長の割合」と同様に、低水準であるということを目立たせたり、具体的施策として、「市町村への啓発」等を盛り込んだほうがいいのではないか。
基本目標5 生活上の困難に対する支援と多様性を尊重する環境の整備について
  • 施策の基本的方向の(3)「性的少数者等が抱える困難への理解促進」について、パートナーシップ宣誓制度の導入が発表され、都道府県では3例目ということなので、制度の説明を計画の中に少し入れてもいいのではないか。
基本目標6 生涯にわたる健康づくりへの支援について
  • 「意識改革」ということに関しては、学校教育の場で子供を通じて親が一緒に学べる場面があると思う。社会に出るとなかなか、デジタル化が推進されても全員には届かないと思うので、学校教育のなかで学びができると改めて思った。
  • 成果目標の肺がん検診の受診率の基準値がすでに目標値に達しているが、このままの目標でいいか。
基本目標7 防災分野における男女共同参画の推進について
  • 自主防災組織や避難所運営にもっと女性が関わったほうがいい。女性でなければ気がつかない、また、女性にではないと言いにくいこともあるので、具体的施策に、「市町村地域防災計画への助言、支援」とあるが、それだけにとどまらず、さらに実際の場で対応が進むようにしていただきたい。
  • 「男女のニーズの違いに配慮した防災対策」という点については、現状では、女性や子供に配慮した様々な備蓄があるが、種類が非常に少ない。紙おむつのサイズもいろいろ必要なのに少ない。拡大して備蓄していいただきたい。
  • 防災対応で、行政の縦割りをできるだけなくしていただければと思う。
基本目標9 安心して子育てや介護ができる社会システムの整備について
  • 第5次計画では「多様な状況に応じた介護を支援するための体制整備」が追加されたことは、介護をしている立場としてはよかったと思う。
  • 「24時間体制をとっている訪問看護ステーション数」が成果目標の項目となっている。現在不足しているという理由で、成果目標に掲げたと思うが、実際の経験からいうと、夜中も訪問に来ていただけていて、不足はないように思う。それよりも、もっと昼間の訪問を増やしていただいたほうが、介護離職につながらないのではないか。介護離職者数の減少に関する目標があればいいと思った。

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