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温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組
群馬県は「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録を目指しています。
このページで取組などをご紹介します。
「温泉文化」がテレビ番組『5時に夢中!』(Tokyo Mx)で特集されました!
【令和6年3月29日(金)放送分】
【令和6年2月16日(金)放送分】
【令和6年1月19日(金)放送分】
目次
- ユネスコ無形文化遺産とは
- 登録に向けた動き
- 群馬県の主な取組(動画PR)
- 「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会
- 「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会
- 温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会
- 「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟
1.ユネスコ無形文化遺産とは
- 「無形文化遺産」とは、芸能や社会的慣習、伝統工芸技術などの形のない文化遺産です。
- 「無形文化遺産の保護に関する条約」(無形文化遺産保護条約、2003年ユネスコ総会において採択)によって、世界遺産条約が対象としてきた有形の文化遺産に加え、「無形文化遺産」についても国際的保護を推進する枠組みが整いました。条約の策定段階から積極的に関わってきた日本は、2004年にこの条約を締結しました。
<文化庁>
無形文化遺産(文化庁ホームページ)<外部リンク>
<ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)>
Safeguarding our living heritage(ユネスコホームページ:英語)<外部リンク>
2.登録に向けた動き
- 平成30年6月18日
群馬県の自民党県議(全32名)による「温泉文化世界遺産研究会」が発足。 - 平成30年8月29日
群馬県庁内の「郷土群馬への誇りと愛着を深めるプロジェクトチーム」のひとつとして、関係所属からなる「群馬の温泉文化研究会」を設置。群馬の温泉文化の調査・研究及び魅力的な資源として活用・発信するための具体的施策を検討。 - 平成30年12月17日
群馬県の温泉関係団体、観光関連団体などの民間団体により「温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会」が発会。(令和4年12月13日「群馬県から温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録を実現する会」に名称変更) - 令和元年6月25日
令和元年度(一社)日本温泉協会で、岡村常務副会長(群馬県温泉協会会長)より会員提出議題として『「日本の温泉文化をユネスコ無形文化遺産登録へ」推進協力のお願い』を提出し、承認。
※「全国温泉振興議員連盟総会」(会長 中曽根弘文議員)において温泉文化ユネスコ無形文化遺産登録が議事となる。 - 令和3年11月17日
温泉科学会及び(一社)群馬県温泉協会主催「温泉のユネスコ無形文化遺産登録シンポジウム」を開催。星野リゾートの星野佳路代表や漫画家ヤマザキマリ氏ら有識者が講演。 - 令和4年10月25日
全国県議会議長会にて、星名建市県議がユネスコ無形文化遺産登録の協力依頼 - 令和4年11月11日
自民党及び公明党の国会議員により「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟」が設立 - 令和4年11月21日
17道県により「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」が設立。群馬県は、山本知事が事務局長として参画 - 令和5年4月19日
「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」開催 - 令和5年4月24日
(一社)日本温泉協会、(一社)日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会により「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会」が設立 - 令和5年4月28日
第1回「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会」(有識者検討会。(一社)日本温泉協会主催)が開催 - 令和5年5月15日
第2回「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会」が開催 - 令和5年6月16日
「経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針2023)」が閣議決定され、温泉・旅館について、「観光資源・文化資源」と記載 - 令和5年7月11日
有識者検討会の取りまとめた「「温泉文化」に係るユネスコ無形文化遺産への早期登録へ向けた提言(中間取りまとめ)」を(一社)日本温泉協会が公表 - 令和5年10月19日
「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」開催 - 令和5年11月17日
温泉関連団体、宿泊施設への実態調査開始 - 令和5年11月28日
「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟」総会が開催
3.群馬県の主な取組(動画PR)
群馬県では、「温泉」「温泉文化」について多くの方々に知っていただくために動画を作成しています。
※リンクをクリックすると、YouTubeのページが開きます。
令和5年度
【湯けむりフォーラム2023】温泉文化フォーラム第1部 「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産に<外部リンク>
【湯けむりフォーラム2023】温泉文化フォーラム第2部 ONSENの楽しみ方を世界に発信<外部リンク>
令和4年度
【tsulunos fm】tsulunos×エフエム群馬のメディアミックス番組【Vol.19】テーマ「温泉文化をユネスコ遺産に!」12月8日配信<外部リンク>
令和3年度
- 【湯けむりフォーラム特別企画】温泉文化フォーラム2022♨温泉文化をユネスコ無形文化遺産に♨浅田次郎 氏講演Full.Ver<外部リンク>
- 【湯けむりフォーラム特別企画】温泉文化フォーラム2022♨温泉文化をユネスコ無形文化遺産に♨浅田次郎 氏講演Short.Ver<外部リンク>
- 【湯けむりフォーラム特別企画】温泉文化フォーラム2022♨温泉文化をユネスコ無形文化遺産に♨浅田次郎 氏&熊倉浩靖特任教授 対談<外部リンク>
- 【温泉文化フォーラム】温泉地インタビュー!(草津・四万・万座・川原湯)<外部リンク>
令和2年度
【湯けむりフォーラム特別企画】温泉文化フォーラム〜温泉文化をユネスコ無形文化遺産に<外部リンク>
【温泉地インタビュー! 2020ver.(法師・宝川・老神・尾瀬)】 上記動画の41:56以降<外部リンク>
4.「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会
(1)目的
日本固有の文化である「温泉文化」の保護・活用・発信を図り、次代へとつないでいくため、「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録の早期実現を目指して活動するものです。
(2)参画道県
36道県 ※令和6年1月末現在
北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、三重県、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、鹿児島県
会長:熊本県 蒲島 郁夫 知事
幹事長:鳥取県 平井 伸治 知事
事務局長:群馬県 山本 一太 知事
事務局次長:石川県 馳 浩 知事
<参考(設立趣意書)>
(3)活動状況
令和4年11月 設立(発足時17道県、令和6年1月末現在36道県へ拡大)
<設立総会(オンライン)>
・令和5年2月 関係大臣への要望
【要望先】
・令和5年2月2日 環境大臣、国土交通大臣、観光庁長官訪問
<環境大臣訪問>
<国土交通大臣訪問>
<観光庁長官訪問>
・令和5年2月6日 厚生労働大臣訪問
・令和5年2月17日 文部科学大臣訪問
・令和5年4月 知事の会開催
政府あて要望の決議
※総会後、群馬県 山本知事、石川県 馳知事が国会議員へのポスティング(案内文投函)を実施
・令和5年10月 知事の会開催
5.「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会
(1)概要
目的
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、(一社)日本温泉協会、(一社)日本旅館協会が中心となり、関連企業、国民等の賛同と参画を得ながら、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の機運醸成を目指すものです。
構成団体等
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、(一社)日本温泉協会、(一社)日本旅館協会
(一社)日本旅行業協会、(一社)全国旅行業協会、(一社)全日本ホテル連盟、(一社)日本ホテル協会、(一社)Channel47 ※令和6年2月末現在
随時、会員(参画団体等)を追加予定
<参考(設立趣意書)>
ホームページ
詳細は、「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会の公式ホームページ<外部リンク>(URL:https://onsen-culture.jp/)をご覧ください。
(2)活動状況
・令和5年4月 設立総会開催(来賓:関係国会議員、県知事、関係団体・企業、官公庁 等)
<設立総会>
・令和5年11月 「JAPAN ONSEN WEEK in 渋谷」にて温泉文化をPR
(3)「温泉/ONSENシンボルマーク」
温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の推進に関わるシンボルマークとして、公募し、150を超える応募の中から選定いたしました。今後の取り組みのなかで使用されます。
(4)Onsenアドバイザリーボード
- 温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の機運醸成を図ること
- 温泉文化の価値・魅力を広く国民へ伝えること
を目的に、「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会が、温泉に関わりの深い著名人・文化人等にオピニオンリーダーとして委嘱をするものです。
【アドバイザリーボード委員(メンバー)】 ※五十音順、令和6年1月末現在、随時追加予定
- 浅田 次郎 様(小説家)
- 嵐山 光三郎 様(作家、エッセイスト)
- 小山 薫堂 様(放送作家、脚本家)
- 林 真理子 様(作家、日本文藝家協会 理事長、学校法人日本大学 理事長)
6.温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた検討会
1.目的
温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録へ向け、温泉文化の定義付けや法的保護措置などのあり方について、専門家の見地から議論・検討・提言を行うものです。(一般社団法人日本温泉協会が設置)
2.構成委員
3.開催状況
- 令和5年4月 準備会、第1回検討会
- 令和5年5月 第2回検討会
- 令和5年7月 2度の検討会の協議内容を取りまとめた「「温泉文化」に係るユネスコ無形文化遺産への早期登録へ向けた提言(中間取りまとめ)」を公表
(「温泉文化」に係るユネスコ無形文化遺産への 早期登録へ向けた提言(中間取りまとめ)について<外部リンク> URL:https://www.spa.or.jp/news/report/5713/)
7.「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録推進議員連盟
1.目的
日本固有の文化である「温泉文化」の保護・活用・発信を図り、次代へとつないでいくため、自民党及び公明党の国会議員により設立されました。「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録の早期実現を目指して活動するものです。
2.所属人数
127名 ※令和6年1月末現在
<参考(設立趣意書)>
3.活動状況
令和4年11月 設立
<設立総会>
令和5年11月 総会