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令和5年度 第1回指定管理者評価委員会実施概要(多々良沼公園・金山総合公園)

更新日:2023年9月15日 印刷ページ表示

1 開催日時

令和5年7月21日(金曜日) 午前:多々良沼公園 午後:金山総合公園

2 出席委員

(1)多々良沼公園

小林委員長、南委員、鴻上委員、大朏委員、原委員

(2)金山総合公園

小林委員長、南委員、鴻上委員、川島委員

3 議事概要

(1)多々良沼公園

改善事項進捗状況報告書について

(委員長)
 土木事務所対応となっている部分について土木から説明をお願いしたい。

(館林土木)
 在来魚種の消滅については、土木事務所だけで対応出来ることではないため、館林市、邑楽町、館林土木が事務局で組織している多々良沼・城沼自然再生協議会があるため、そういった中で検討していきたい。 
 放送施設、バイク置き場、遊歩道については、必要性について検討していきたい。

(委員)
 中途半端な花壇は止めて良いと思う。プランターは年に3、4回植え替えなくてはならないほか、夏場は毎日水やりをしなければならない。これだけ大きな公園では負担になるので止めた方が良い。

(委員)
 公園内で保護された小動物について、管理事務所では対応出来ないとのことだが、公園内のことなので、どうしても管理事務所に話をするしかない。また小動物の死骸の対応も含め、そういった事態における対応方法について、整理しておいていただきたい。

令和4年度 第3・第4四半期モニタリングシートについて

(委員)
 ナラ枯れ対策の講習を受けたとのことだが、具体的に対策を講じる予定はあるのか。

(指定管理者)
 33本ほど薬剤注入を行なった。今後も薬剤注入を行ない、防止を図っていきたい。また自然再生協議会と一緒にトラップの設置なども検討していきたい。

(委員)
 駐車場が足りない状況になる事があるとのことだが、どこまで増やすかは難しい。都心などの公園では、できるだけ公共交通機関できてくださいといったことで、駐車場はこれ以上増やさないという方針を出している。ただ、地方の公園ではそれは難しい。館林市や邑楽町と連携し、駐車場の総数として考えていき、歩いてこられる駐車場のインフォメーション関係を整備し、混雑時には人が立つなど、そういった対応も検討していく必要がある。

令和4年度評価結果報告書(案)について

 特になし。

令和5年度管理運営方針・事業計画書要旨について

 特になし。

管理運営状況に関する意見交換

(委員)
 遠くから来た人のためにも、駐車場の情報発信は出来たら良いと思う。

(委員)
 とても広い公園であるため、看板などにQRコードを付けて、この先がどうなっているのか、花や虫などの情報が見られるような工夫があると良い。

(委員)
 自主事業が増えてきて良いと思う。
 多々良沼公園という名勝で外部から来る人は、水辺と一体感を感じたいと思う人が多いと思うので、水辺にベンチを配置したり、夕陽の小径や富士山を眺める展望台の整備をしたりなど、ゆっくりと風景を眺められるような場所が増えていくと良いと思う。

(委員)
 この公園の良いところは、視点場を取っているということ。夕陽の小径、東屋、白鳥を見られるところもある。また松林の樹林の間隔は、気ままに歩き回れる。そういう景観の楽しみ方もあり、移動しながら様々な風景を楽しめる仕掛けがあるところが魅力である。そういった視点でこれからも視点場を探していって多々良沼全体を楽しもうという仕組み作りをして行けたら良いのではないか。
 先ほどQRコードの話がでたが、歩きながらアクセス出来れば、ここの場所で季節ごとにこういう風景が見えると、スマホで簡単に確認できる時代である。視点場を指定し、そういう情報を整理したうえで、うまく発信出来れば、季節ごとにこういった写真が撮れるんだと追体験も出来るようになる。そういうことをこれから考えていっていただければと思う。

※QRコード(R)は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

(2)金山総合公園

改善事項進捗状況報告書について

(委員)
 園内樹木の倒木対策にむけて「打撃音樹内腐朽簡易診断装置」の視察会開催とあるが、どういったものか。

(指定管理者)
 本来の樹木の腐朽診断は樹木医に依頼し、穴を開けたり、切ったりして調査することが多いが、この装置は、樹木医でなくても樹木をハンマーで叩いたときの音を分析することで腐朽を調査でき、樹木を破壊せず、また簡易的に行えるということで、視察会を実施した。

(委員)
 ナラ枯れが問題となっているので、高額ではあるが1台あれば何年も使えるし、人も少なくて済む。視察会で実際に使用してみてどうだったか。

(指定管理者)
 精度は良いと思われる。樹木の多い公園のため、まずは自分たちで出来ることをやり、疑いがあるようなものは、樹木医にきちんと調査してもらうようなやり方にしていけば、費用も押さえられるのではないかと考えている。

(委員)
 新アトラクションとはどのようなものを考えているのか。

(指定管理者)
 既存のかくれんぼの丘を使って、冒険みたいな、宝石探しのような、アトラクションができないかと計画を進めているところである。

令和4年度 第3・第4四半期モニタリングシートについて

(委員)
 利用者対応で、「クレームや問い合わせに適切に対応した。」とあるが、どのようなクレームがあったのか。

(指定管理者)
 令和4年度の第3・第4四半期においては、特にマスクの着用に関する問い合わせが多かった。公園施設を利用する際はマスク着用をお願いしていたが、「開けた空間の公園でマスクを外してはいけないのか」というような問い合わせが多かった。

(委員)
 イノシシ対策として公園外周に柵が設置され、門扉については、新型コロナウイルス対策として鍵がかけられたと思うが、未だに鍵をかけたままであり、不満の声が聞こえてくる。イノシシは門扉を開けて入る訳ではなく、地面を掘って入ってくる。フェンスは必要かもしれないが、門扉に鍵がかかっていると、登山者が困るだけでなく、けが人や火災などが発生した際に対応が遅れてしまうこともある。土木事務所とも調整して対応を検討していただきたい。

(指定管理者)
 小さい子どもの利用が多い公園のため、安全を最優先に考えている。
 登山道へ抜けたい方については、公園から鍵を貸し出す対応を行っており、その他、要望の多い箇所についても同様の方法で開放したいと考えている。また、どのような対策をすれば、イノシシの侵入リスクを無くしつつ、登山者や散歩などをする方が出入りできるかについて、土木事務所とも協議をしているところである。

令和4年度評価結果報告書(案)について

 特になし。

令和5年度管理運営方針・事業計画書要旨について

 特になし。

管理運営状況に関する意見交換

(委員)
 ふわふわドームについて、ケガ人が出たということで使用禁止になっているが、小さい子同士だと楽しく遊べていた。ただ、そこに大きな子が混ざると、小さい子は思いのほか飛び上がってしまうため危険を感じることがある。再開する際には使用制限について良く周知していただきたい。

(委員)
 花壇については、花はすぐに枯れてしまい、また植えなければならず大変だが、低木を植えれば管理が楽で花も楽しめると思う。アジサイはたくさん実施している様だが、他の低木は何か考えているのか。

(指定管理者)
 金山の里山に重きをおき、金山にある樹木の遺伝子を守っていこうということで、桜があって、今はアジサイが出来て、季節ごとの景観で考えると次は紅葉のものかなと考えている。ただ、それも金山に自生するものを株分けしたり、種を取って増やしたりしていくことで、金山の生態系を守りながら景観作りもできるのではないかという、プロジェクトを進めている。

(委員)
 ウォータースライダーを昨年からリースで導入しているとのことだが、子どもたちが確かに喜ぶと思う。また、おもしろ自転車やリトルグリーンワールドなど、前回と比べて色々と工夫されており感心した。

(委員)
 非常に良く管理されており、緑の芝生がきれいなのには驚いた。
 里山の全体的なイメージがあり、四季折々の風情がある植栽計画がなされており、非常に評価出来ると思う。

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