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ドローンによる水田の農薬散布実演会の実施

更新日:2022年9月15日 印刷ページ表示

 8月20日に水稲生産者を対象に「ドローンによる水田の農薬散布実演会」を開催しました。水稲の斑点米カメムシ防除における農薬散布時の省力性などを確認しました。

1 ねらいと背景

 水稲栽培後期の除草剤散布や害虫防除作業は、通常動力噴霧器を水田の中で使用するため、労働負担が大きく、省力化・軽労化が強く求められています。
 そこで、散布作業の省力化が見込める「ドローンによる水田の農薬散布」を実際に体験してもらうため実演会を開催しました。

2 取り組み成果

 管内の稲作農家をはじめ、JAや関係機関など計10名が参加しました。メーカー担当者が操作方法と散布についての説明を行った後、1ヘクタールの水田を10分ほどで散布しました。参加者からは、「委託すれば散布時の人員が大幅に削減できるのでありがたい」「民家の近くや、電線がある圃場では使用が制限されるので、使用場面はある程度限定されるかもしれない」との話がありました。

3 今後の方向

 管内農業者で、実用性が高いと判断される場合は積極的に紹介し、現場での活用に繋げていきます。

(画像)メーカー担当者による実演
メーカー担当者による実演