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水稲の刈取適期調査

更新日:2022年10月15日 印刷ページ表示

 9月15日にJA北群渋川と、9月29日に中村水田作組合と水稲ほ場を巡回し、刈取適期指導を行いました。

1 ねらいと背景

 北群渋川地域の水稲は、中山間地域では良食味を狙う一毛作、平坦地域では麦との二毛作が行われています。田植時期は5月下旬から7月上旬まで長期間行われており、それに伴い収穫も9月中旬から10月末頃まで行われます。地域に合わせた適切な刈取時期を指導するためほ場を巡回しました。

2 取り組み成果

 9月15日にJA北群渋川と榛東・吉岡地区を巡回しました。籾の帯緑色歩合確認から刈取適期を予測し、適期を記した札をほ場に設置しました。吉岡地区は昨年より刈取適期が3~4日早く、ライスセンターの稼働開始日を9月25日としました。
 9月29日に中村水田作組合と巡回した際には、刈取日が近いこともあり、籾の帯緑色歩合確認の他に水分を測定することで刈取適期の診断を行いました。ほ場ごとの水分を参考に刈取スケジュールの作成を行いました。今年度中村地区では、刈取適期は昨年より4~5日早く、当初の予定よりも早めに収穫を開始しました。

3 今後の方向

 収穫は平年並みからやや早く開始され、作柄は平年並みとなる見込みです。今後も関係機関と連携し、高品質安定生産を目指し支援していきます。

(画像)ほ場確認の様子(吉岡地区)
​ほ場確認の様子(吉岡地区)

(画像)水分測定の様子(中村地区)
水分測定の様子(中村地区)