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コンニャク経営の補完作物にネギを推進

更新日:2022年12月15日 印刷ページ表示

 近年、コンニャク生芋の価格低迷が続いており、生産者の所得向上を図るため、野菜類との複合経営を推進しています。本年は複合作物として上州ネギに加えて、下仁田ネギ、長ネギが栽培されています。

1 ねらいと背景

 近年、コンニャク生芋価格の低迷、生産資材等の高騰により、生産者の所得が減少しています。所得向上のため、主に小・中規模のコンニャク専作農家を対象に野菜類との複合経営を進めています。特にコンニャク専作農家の多い子持地区を重点地域とし、コンニャク生産者でも取り組みやすい品目としてネギを選定しました。本年は、複合作物として上州ネギに加えて、下仁田ネギ、長ネギが栽培されています。

2 取り組み成果

 ネギ類との複合経営に取り組むコンニャク生産者が5戸(上州ネギ3戸、下仁田ネギ1戸、長ネギ1戸)となり、6月中旬から7月上旬に定植を行いました。JAと指導センターで協力して生育期間中に現地実演会等を実施し、土寄せ作業などの実施時期や方法、病害虫防除について現地指導を行っています。コンニャク植付時期の天候不順により、ネギの定植が遅れた生産者もいましたが、概ね順調に生育して収穫期を迎えました。12月下旬から出荷が始まり、1月下旬頃まで続く予定です。

3 今後の方向

 令和5年1月23、24、27日の3日間で子持地区を中心としたコンニャク生産者を対象にコンニャクの栽培技術や野菜類複合化に関する相談会を実施します。今後も関係機関と連携して複合作物の導入マニュアル等を作成し、コンニャク生産者を支援していきます。

(画像)生育中の上州ネギ
生育中の上州ネギ

(画像)土寄せ作業の現地指導
​土寄せ作業の現地指導