「新規就農者等担当者会議」の開催　～就農相談のスキルアップを目指して～

　円滑な就農相談および新規就農者の定着を図ることを目的に、管内の市町村・ＪＡ担当者等が一同に会し渋川合同庁舎で新規就農者スキルアップ研修並びに新規就農者等担当者会議を開催しました。

1　ねらいと背景

　渋川管内では関係機関（渋川市、榛東村、吉岡町、JA北群渋川、JA赤城橘等）が一体となって新規就農者の支援を行っています。今年度から新たに新規就農者担当になった担当者が多いため、就農相談スキルアップ研修および新規就農者担当者会議を開催しました。

2　取り組み内容

　12月22日に関係機関12名が集まり、新規就農者担当者会議並びに就農相談スキルアップ研修会を開催しました。公益財団法人群馬県農業公社関根副主幹を講師に、就農相談にあたり準備しておくこと、対面相談のコツ、面談時の留意事項をお話しいただきました。模擬就農相談では就農相談で多いケースを参考に渋川地区農業指導センター職員を就農相談者と想定し、関係機関の職員が相談対応しました。市町村担当者や農協職員それぞれの立場から就農相談者へ対応を行い、改めて就農相談の難しさや事前準備の大切さを認識しました。
　その後新規就農者担当者会議を開催しました。昨年度策定した農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想の見直しを含め、就農に向けた研修先の整備について議論を行いました。

3　今後の方向

　各市町村に合った営農類型の見直しを関係機関と連携しながら行います。また、就農に向けた研修先の整備について、管内の認定農業者に研修受け入れの調査を行う予定です。

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就農相談スキルアップ研修会の様子

​模擬就農相談の様子