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令和5年度普及現地情報(令和5年7月)

更新日:2023年10月27日 印刷ページ表示

とちぎびぃなすLabo交流会の開催~栃木県の女性農業者と意見交換~

 管内の女性農業者グループ「TNしありー‘S」は、栃木県の女性農業者と交流会を実施し、経営内容の紹介や情報交換等を行いました。

ねらいと背景

 利根沼田農業事務所では、女性農業者グループ「TNしありー‘S」の活動を支援しています。今回は、栃木県より交流会の開催依頼があり、管内の視察も含めた交流会を実施しました。コロナ明け後、初めての県外団体との交流となりました。

取組の成果

 栃木県から16名、「TNしありー‘S」から10名の女性農業者が参加し、視察及び情報交換を実施しました。道の駅あぐりーむ昭和内にあるムラノナカ食堂を視察し、食堂内の様子やテイクアウト専用店舗の見学を行いました。また、経営する星野美樹氏より農業経営の取組や起業までの流れなどを紹介しました。
 情報交換会では、両県の活動紹介や参加者の自己紹介を行いました。経営に関する課題や加工品の紹介など、共通する話題に触れながら交流を図りました。
 交流会終了後は、「他県の話を聞き刺激をもらった」などの意見が多く聞かれました。また栃木県の農業者からは、「今度は栃木県に視察に来てください」という声がけもしていただき、今後も継続した交流が期待できる会となりました。

今後の方向

 今年度はマルシェの出店や別の女性農業者グループとの交流会も予定されているため、引き続き「TNしありー‘S」の活動を支援していきます。

交流会で親睦を深める出席者画像
交流会の様子

赤城根レタス組合でJGAP団体認証を取得しました~JA利根沼田レタス部会3組織全ての認証取得~

 赤城根レタス組合では、令和3年12月より認証取得の取り組みを始め、組合での研修会などを経て令和5年6月にJGAP団体認証(15名)を取得しました。

ねらいと背景

​​ JA利根沼田レタス部会は、糸之瀬レタス部会、久呂保レタス部会、赤城根レタス組合で構成されています。糸之瀬や久呂保では先行して認証を取得しており、それらの組合の取り組みを参考にして、赤城根レタス組合でも持続可能な農業経営のためにJGAP団体認証の取得に向けて取り組み始めました。

取組の成果

 JAの事務局と連携して令和3年12月に群馬県主催で開催した「GAP導入講演会」参加の呼びかけを皮切りに、組合での各種研修会などの参加を通して、GAPへの理解向上に努めてきました。
 普及指導課では、令和5年2月15日に「赤城根レタス組合IPM研修会」の講師として、化学農薬のみでなく、技術の組み合わせによる安定的で持続的なレタス栽培方法の啓発を図るなど、技術面の向上を支援しました。
 また、審査日程が近づいてからは、内部監査での不適合事項が是正されているのかJAの事務局と合同で農場指導に取り組みました。

今後の方向

 JAの事務局と連携して、レタス組合の第三者認証の継続を支援するとともに、他品目での第三者認証取得の支援や、認証取得を希望しない生産者にも講習会などを通じてGAPへの理解向上に努めていきます。​
認証農家を視察する生産者画像
JGAP認証取得農家の視察