農業青年クラブ交流会の開催

　農業青年クラブが新規就農者との情報交換およびクラブ加入を勧めるため、交流会を開催しました。

1　ねらいと背景

　農業青年（ＳＵＮ）クラブは、クラブ員の相互交流や経営技術の向上等の活動を行っている組織です。コロナ禍以降クラブへの加入者が減少しており、平成31年に22名いたクラブ員は現在11名となっています。そこで令和元年以降の若手新規就農者に声を掛け、農業青年クラブとの初めての交流会を開催しました。

2　取り組み成果

9月22日に交流会を開催し、新規就農者4名、ＳＵＮクラブ7名、指導センター3名が参加しました。ＳＵＮクラブ会長からは「初めての試みなので、参加してくれて嬉しい。お互いに交流できたらと考えている。」と挨拶がありました。また、農業機械の展示会への視察研修の案内など情報提供があり、クラブの活動紹介が行われました。

　交流会では新規就農者から「堆肥を撒きたいが専用機械がない」「ほ場条件に良いところで作物の栽培をしたい」などの相談があり、青年クラブ員から「堆肥の散布は請け負ってくれるところがある」「より良い作物作りには土作りが大切」など経験を基にアドバイスがありました。また、交流会を通じて2名の新規就農者がクラブへ加入することとなり、「ＳＵＮクラブに入ったことは絶対に後悔させない。一緒にクラブを盛り上げて欲しい。」とクラブ員からの力強い言葉があり、有意義な交流会となりました。

3　今後の方向

　地域を担う若手生産者への支援を今後も継続して行います。

​交流会の様子

​クラブ紹介チラシ