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8月 ぐんまAgri×NETSUGEN共創事業
農業者等と企業等マッチング会を前橋市で開催
群馬県では、地域農業を支える力強い経営体の育成を目指して、「ぐんまAgri×NETSUGEN共創事業」に取り組んでいます。県内5地域での開催の皮切りとして、7月28日に農業の課題解決のため、農業者と企業とのマッチング会を前橋市で開催しました。
ねらいと背景
中部地域の農業は、集落営農組織や認定農業者等を中心に経営規模の拡大が進む一方で、担い手の高齢化や減少、現場の労働力不足が進行しており、地域農業を支える新たな担い手の確保や作業の革新などが課題となっています。そこで、これまでの国、県の研究開発や技術の普及、補助事業による支援に加え、革新的な技術やサービスを持つスタートアップ企業等との連携による課題解決を模索しているところです。
今回、中部地域での実証試験フィールドを求めるスタートアップ企業等と地域の農業者や関係機関が意見交換を行う場面としてマッチング会を開催し、今後の連携強化のきっかけとしました。
取り組み内容
令和5年7月28日にJA前橋市本店多目的ホールにおいて、農業の課題解決のため、農業者と企業とのマッチング会を開催しました。農業構造政策課進行のもと、参加した農業者、JA営農指導員、市町村、普及指導員等58名に対し、スタートアップ企業担当者が事業紹介を行い、その後、農業者等が興味を持った企業にアプローチし、農業者が抱える課題やサービスを導入した際のメリットなどについて情報交換を行いました。参加者からは「他の企業の話しも聞いてみたい」「ぜひ一緒に取り組んでみたい」などの声が上がり、有意義なマッチング会となりました。
今後の方向
農業者とスタートアップ企業が連携していく際、双方の課題解決が円滑に進むように、技術や情報の提供や共有に取り組んでいきます。
マッチング会の様子