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10月 「キュウリ収量増加に向けた勉強会」の支援
概要
「キュウリ収量増加に向けた勉強会」会員に対して、環境制御技術の活用をはじめとした栽培管理全般を支援するため、会員のキュウリほ場を巡回し、生育調査やほ場での動画撮影を行い、結果を共有するとともに、実績検討会を開催しました。
ねらいと背景
令和2年度にJA前橋市や全農ぐんまと連携し、環境制御技術の導入や利活用に積極的な生産者を中心とした「キュウリ収量増加に向けた勉強会(以下:勉強会)」組織を立ち上げました。会員のほ場を巡回し、キュウリの生育や肥料管理の状況、生育動画を会員間で共有し、情報交換や栽培技術の研鑽につながっています。
栽培の終了後に検討会を開催し、振り返りを行うことで栽培技術の更なる向上と収量の増加を図っています。
取り組み内容
普及指導課では、JA前橋市と連携し、促成作の定植後~収穫期終盤まで、会員の中から4名の調査対象農家について2週間おきにキュウリの生育や肥料管理の状況を調査しました。
会員に対し、得られた結果やほ場での生育動画をスマートフォンアプリの活用により迅速に共有し、リアルタイムに生産者の栽培に取り入れられるよう支援しています。
8月30日に実績検討会を開催したところ、関係者含め23人が出席し、各会員が作柄や管理を振り返り、うまくいった管理や反省点を共有し、活発な質疑応答や意見交換を行うことで有意義な検討会となりました。
今後の方向
抑制作についても、定期的な巡回指導や生育状況の共有等を行い、収量増加や品質の向上を図り、産地全体へ波及できるように努めます。今後も継続して勉強会を支援し、生産者同士が活発に意見交換ができる環境作りに取り組みます。
実績検討会の様子
生育調査の様子