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令和5年12月19日 実地調査(スポーツ施設)

更新日:2024年3月5日 印刷ページ表示

1 日時

 令和5年12月19日(火曜日) 13時00分から17時30分

2 場所

※訪問順

  • 群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク(高崎健康福祉大学伊香保リンク)(渋川市)
  • 群馬県ライフル射撃場(北群馬郡榛東村)
  • 群馬県総合スポーツセンター(ALSOKぐんま総合スポーツセンター)(前橋市)

3 出席委員

  1. 共通委員:高橋委員長
  2. 専門委員:鬼澤委員、曽田委員、町田委員
    (計4名) ※欠席:武井委員

4 調査概要

(1)群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク

  1. 指定管理者ヒアリング及び質疑応答
  • ​令和4年度管理運営状況…所管課(スポーツ振興課)から説明
  • 施設の現況等…指定管理者から説明
  • 質疑応答
  1. 施設視察

(2)群馬県ライフル射撃場

  1. 指定管理者ヒアリング及び質疑応答
  • ​令和4年度管理運営状況…所管課(スポーツ振興課)から説明
  • 施設の現況等…指定管理者から説明
  • 質疑応答
  1. 施設視察

(3)群馬県総合スポーツセンター

  1. 施設視察
  2. 指定管理者ヒアリング及び質疑応答
  • ​令和4年度管理運営状況…所管課(スポーツ振興課)から説明
  • 施設の現況等…指定管理者から説明
  • 質疑応答

5 質疑応答

(1)群馬県総合スポーツセンター伊香保リンク

1.【質問】温暖な天候の影響で、大規模大会が一部中止になるといった事態が生じているが、製氷に支障はないか。(委員)
【回答】製氷のための冷凍機については、気温が高くなった場合に生じる負荷の影響で、漏電による不具合が発生したが、専門業者を入れて現在は8割方回復している。実際には、7割程度の稼働があれば製氷に対応できるため、県と協議しながら、各種大会が開催できるように努めたい。(指定管理者)

2.【質問】広く県民に利用できる機会を増やすような働きかけが重要と考えるが、利用促進の取組についてはどうか。(委員)
【回答】伊香保温泉の石段街で開催しているハワイアンフェスティバルについて、本施設で開催できるよう進めてきたところだが、構造上、大型機材が入れないため断念した。今年度は、搬入口工事を実施し、来年度からは渋川市と協力して大型イベントにも対応できるよう施設を改修した。今年度の8月には、渋川工業高校とのコラボにより、「伊香保リンク祭~夏の陣~」を開催した。また、令和6年1月に開催予定の「伊香保リンク祭~冬の陣~」では、地元の大学生とのコラボにより、新しいシンボルを作る取組を実施する予定である。学校利用についても、県及び県教育委員会と協議の上、ウインタースポーツが盛んになるよう取組を進めていきたい。(指定管理者)

3.【要望】榛名湖イルミネーションフェスタのような集客が見込まれるイベントとコラボすれば、利用客も増えるのではないか。また、夏季利用の拡大について、あるスキー場では、従業員の雇用維持のため、グリーンシーズン(夏季)に収益を増やす仕組みを作り成果を上げた事例もあるので、今後も利用促進に努めて欲しい。(委員)

4.【質問】コロナ前と比較して利用者数はどの程度回復しているか。(委員)
【回答】利用者数は平成30年度の54,981人に対し令和4年度は38,409人と減少しているが、使用料収入は平成30年度の約1,561万円に対し令和4年度は約1,690万円と増加している。夏季利用の拡大や大規模大会の誘致等、増収のための工夫により、利用者数は減少したが収入は増加したと考えられる。今後も、地域のイベントとのコラボ等、利用拡大に努めていきたい。(指定管理者)

5.【質問】コロナによる影響で、大会等で一定の利用が見込まれる競技利用者に比べて、一般利用者の足が遠のいているよう見えるが、コロナ前と比較して一般利用者は回復しているか。(委員)
【回答】一般利用者については、コロナ前との比較では、平成30年度の8,507人に対し令和4年度は5,118人と減少している。通算3万人及び4万人達成と節目の時は、県外の観光客が温泉目的で来たついでにロープウェイを使い、伊香保リンクを訪れていたという事例があった。このため、榛名山ロープウェイとのコラボなど、利用拡大に向けた工夫の余地があると思われる。(指定管理者)

6.【質問】伊香保温泉の利用客に対して優待券を出す等の取組は実施しているか。(委員)
【回答】実施していないが、地元の観光協会と連携するなど、今後も集客の工夫をしていきたい。(指定管理者)

7.【質問】子どもの数も減っており、コロナ禍でスケートをやめた人も多い中、個人利用を増やすため、学校に働きかけてスケート教室を実施して欲しいと考えるがどうか。(委員)
【回答】今年度も、初心者教室などの取組を実施しており、地道な努力は必要と考えている。(指定管理者)

(2)群馬県ライフル射撃場

1.【質問】コロナによる影響はどの程度あったか。(委員)
【回答】大きな影響はなかった。国体選手は機器が異なるため本施設で練習していないが、高校の部活動や小学生のタレント発掘事業等での利用が増えている。一方、年配者を中心に競技をやめてしまった人も多い。(指定管理者)

2.【質問】安中市にできた射撃場は本施設とは異なるのか。(委員)
【回答】安中市総合射撃場は有害鳥獣対策のための施設であり、目的が異なる。(指定管理者)

3.【質問】本県開催の国民スポーツ大会は、経済効果の面からもぜひ本施設で実施して欲しいと考えるが状況はどうか。(委員)
【回答】国民スポーツ大会の競技会場がまだ決まっていない状況であるが、競技人口が減ってきているため、eスポーツの競技者を取り込むなど、射撃の人口を増やしていきたい。(指定管理者)

(3)群馬県総合スポーツセンター

1.【質問】群馬県スポーツ協会のコンセプトに「安心・安全」が掲げられている。本施設については、老朽化とバリアフリーが課題と思われるが、「安心・安全」を実現するために、どのような対策をしているか。(委員)
【回答】バリアフリー対策については、ぐんまアリーナの入口に法令に準拠したスロープを設置し、車椅子の方でも利用できるようにした。また、修理・修繕においては、専門業者のチェックと新しく入った担当者のチェックのダブルチェックにより、不具合を未然に発見するようにしている。(指定管理者)

2.【質問】利用者アンケートでは、「施設充実度」の項目について、不満の割合がやや高い。理由として考えられることは何か。(委員)
【回答】トイレについて、使用頻度の低いトイレと高いトイレがあり、業者による清掃を実施しているものの、使用頻度の高いトイレに対する不満が高くなる傾向にある。また、トレーニングルームについて、マシンの老朽化による入替えを希望している利用者の声が多く、アンケート結果に反映されているものと思われる。(指定管理者)

3.【質問】ぐんまアリーナの事務所に設置している監視カメラのモニターについて、映っていないものがある。また、録画機能もない。利用者の安心・安全の面からも、対応が必要と思われるがどうか。(委員)
【回答】監視カメラとモニターについて、録画機能のある設備に今年度中に更新予定である。(指定管理者)

4.【質問】年間利用者数について、令和5年度は9月末時点で約40万人となっており、あと半年で60万人の利用があればコロナ前の100万人を達成できるが、見通しはどうか。(委員)
【回答】コロナに対する制限緩和により、スポーツに対する関心や集客の面では期待できると考えているが、見通しは不明である。(指定管理者)

5.【質問】トレーニングルームのマシンについて、現在は安価で性能のよいものもあるが、入替えはできないのか。(委員)
【回答】ランニングマシンは更新したが、その他のマシンはまだ入替えができていない。施設としても課題であると認識している。(指定管理者)

6.【質問】収支の状況について、利用料収入は県納付でないにも関わらず、令和4年度の収入額と支出額が一致している理由は何か。(委員)
【回答】令和4年度については、物価高騰対策支援金などの臨時収入があり、収入額が支出額を上回る決算となった。このため、次期繰越金をその他支出に計上したことから収支が一致している。逆に、収入額が支出額に満たないことがあれば、支出額に合わせて群馬県スポーツ協会の自主財源から補填することになるため、この場合も収支が一致する。(指定管理者)
【要望】利用料収入を増やすことで、健全な財務状況に戻ると思われるので、ぜひ工夫されたい。(委員)

7.【質問】利用料金制を採用しているとのことだが、指定管理料は5年分がまとめて支払われ、不足分は指定管理者が補填する形か。(委員)
【回答】指定管理期間の5年間全体で債務負担行為の議決を受けているが、指定管理料の支払は1年ごとである。指定管理料に不足が生じる場合は、その都度、県と指定管理者が協議する取決めとなっている。(スポーツ振興課)