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ベトナム首相の来県について
令和5年12月15日に、ベトナム社会主義共和国のファム・ミン・チン首相が、国務大臣やヒエウ駐日ベトナム大使を含む訪問団とともに、群馬県を訪問されました。
訪問の概要
ベトナム人材活躍企業の視察
群馬県多文化共創カンパニー認証企業であり、ベトナム人材が活躍している株式会社柴田合成(所在地:甘楽町)を視察されました。
企業の事業説明や工場視察の後、チン首相とベトナム人従業員の皆さんが交流をしました。
ファム・ミン・チン首相との会談
群馬県庁では、群馬県職員と県内に住むベトナム人の皆さんでお出迎えしました。
まず、山本知事とチン首相の会談を行いました。山本知事からは、群馬県がこれまでベトナムとの関係を重視してきたこと、今後は相互投資の促進などによって、この関係性をさらに深めていきたいことを伝えました。チン首相からは、交流をさらに強化して、力を合わせ双方の発展につなげたい、との言葉をいただきました。
ハナム省とのMOU締結
会談後、チン首相立ち会いのもと、群馬県と、10月に訪問したベトナムのハナム省との間で、経済交流等に関するMOU(基本合意書)を締結しました。これにより、今後両地域の経済交流などを進めていく環境が整いました。
県内企業との意見交換会
群馬県にゆかりがある日本を代表する企業の経営者や幹部とチン首相との意見交換会を開催しました。各企業から、それぞれの強みやベトナムへの投資計画などを説明していただきました。
チン首相からは、各社からの投資を歓迎し、関連省庁でサポートしたいと前向きな言葉をいただきました。また、来年も企業とともにベトナムを訪問してほしいと発言されました。