3月　新規就農者と農業経営士等との合同視察研修会を開催

農業経営士等担い手支援組織の活動

要約

　群馬県経営士協議会甘楽富岡支部は、新規就農者の支援事業として農業技術や経営得能力向上に係る知見を広めると共に相互交流を図ることを目的に、管内担い手育成総合支援協議会並びに富岡地区農業指導センター共催方式で合同視察研修会を開催しました。

1　ねらいと背景

　農業経営士協議会甘楽富岡支部（会員11名）は、新規就農者への支援を活動の一環として行っています。そこで、コロナ禍で中断していた合同視察研修会を再開し、新規就農者及び市町村・JAの担い手担当者と相互に交流を図りました。

2　取り組み内容

　令和6年2月20日に新規就農者、市町村・JA職員及び経営士、当指導センター職員の合計12名が参加し、前橋市内のJA全農ぐんま青果物一次加工センターで生産者と実需者の利益を目的とした加工流通の取り組み、同園芸作物生産実証農場でキュウリ・ナスの栽培技術試験及びGAPへの取り組み状況を学ぶことができました。
　参加した新規就農者・農業経営士共に農業経営に取り入れられる技術や情報を得る研修となり、新規就農者と農業経営士間でも栽培技術等の情報交換及び交流が行われ、「研修に参加してよかった」「今後も研修に参加したい」など意見がありました。

3　今後の方向

　地域農業者のリーダーである農業経営士の活動を支援するとともに、相互に協力して地域を担う農業者育成や農業振興を進めます。

一次加工センターの取組説明

実証農場の施設見学