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【2月】新規品目で中山間地農業の魅力アップ

更新日:2024年3月21日 印刷ページ表示

アスパラガス講習会の開催

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 桐生・みどり地域では、農業の担い手減少と生産者の高齢化を見据え、平坦地から中山間地で共通して栽培が可能な品目であるアスパラガス栽培に取り組み始めました。1月中旬に新しい露地栽培方法であるアスパラガス『採りっきり栽培』の講習会を開催し、新規栽培者を募りました。

1 ねらいと背景

 管内の中山間地域を中心に、農業の担い手の減少および高齢化が進んでいます。近年は条件のよい平坦地でも廃業する生産者が出始めており、10年後の産地の存続を見据えた生産振興が求められています。そこで、平坦地から中山間地まで栽培が可能で、比較的高単価で取引されるアスパラガスに着目し、令和3年より試験栽培に取り組み始めています。

2 取り組み成果

 従来の露地栽培では、茎枯病の発生による減収が問題となっていました。そこで、新たな栽培方法の『採りっきり栽培』の周知と新規栽培者の掘り起こしのため、1月18日に栽培講習会を開催しました。サナテックシード(株)の松永氏を講師に迎え、大間々と黒保根の2会場で計23名の生産者が参加しました。アスパラガスに寄せる生産者の期待は高く、栽培の基本的な事項について熱心な質問が飛び交いました。

3 今後の方向

 4月以降順次栽培が始まることから、栽培希望者のほ場巡回を行い、良品生産が実現できるよう、病害虫情報等支援を行っていきます。

大間々会場の様子の画像
大間々会場の様子

黒保根会場の様子の画像
黒保根会場の様子