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【2月】桐生・みどり地域酒米生産会議を開催

更新日:2024年3月21日 印刷ページ表示

酒米生産を円滑に開始するために

東部農業事務所 桐生地区農業指導センター

 令和6年度の酒米生産に先立ち、生産者や実需者、関係機関を参集し酒米生産会議を開催しました。来年度の作付面積の調整を行ったほか、今年度の生産実績や作柄の振り返り、栽培に関する意見交換を通じて収量・品質の向上を図りました。

1 ねらいと背景

 桐生・みどり地域では、令和5年度は4品種の酒米が9.42ヘクタールで生産されました。作付面積は年々増加しており、安定生産のためには関係者との情報共有が不可欠です。また今年度は、高温等の影響からカメムシ類による着色粒が多く品質が低下した品種もあり、気象状況に対応した栽培管理や病害虫防除が求められています。
 そこで、来年度の作付面積の調整や、栽培に関する情報交換等を通じた収量・品質の向上を目的に、酒米生産会議を開催しました。

2 取り組み内容

 令和6年1月29日に酒米生産会議を開催し、生産者9名のほか、県内の酒造会社2社、市、JA、全農ぐんま、県産業技術センターが参加して、来年度の作付面積及び生産見込み量を確認しました。その後、今年度の生産実績や作柄の振り返りを行い、本年産酒米のサンプルを見ながら、栽培上の留意点について意見交換しました。酒造会社からは、高温の影響もあり醸造時にもろみの溶けにくさを感じたとの評価を受けましたが、品質が安定すればそれに対応した醸造を行いたいと、当地域での酒米生産に期待する様子もうかがえました。

3 今後の方向

 令和6年度は9.94ヘクタールの作付けを見込んでいます。引き続き、栽培技術の向上を促すとともに、関係者と情報交換する場を積極的に設けて、安定した酒米生産が行える体制づくりを進めていきます。

会議の様子の画像
会議の様子

サンプルを囲み意見交換をする画像
サンプルを囲み意見交換