ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 農政部 > 中部農業事務所担い手・園芸課 > 3月 水稲栽培講習会の開催

本文

3月 水稲栽培講習会の開催

更新日:2024年3月18日 印刷ページ表示

基本技術の励行と化学肥料の代替技術の普及に向けて

 JA前橋市北部営農センター管内の水稲生産者を対象に水稲栽培講習会を開催し、一連の栽培管理や雑草・病害虫防除のポイントについて説明しました。併せて、緑肥ヘアリーベッチに関する令和5年度実証ほの取組成果を紹介しました。

ねらいと背景

 前橋市の北部地域では、「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」を中心とした良食味米の栽培が行われています。近年、異常気象が頻発する中、高品質安定生産に向けて、きめ細やかな栽培管理が求められています。また、水稲栽培は化学肥料が広く使用されていますが、昨今の世界情勢による化学肥料の価格高騰を受け、環境負荷低減及び経費削減が期待される技術が求められています。

取り組み内容

 3月12日にJA前橋市の旧芳賀支所及び北部支所にて、JA前橋市北部営農センター管内の生産者を対象に水稲栽培講習会を開催しました。85名の生産者が参加し、普及指導課職員が講師を務めました。
 講習会では、令和5年産水稲の生育概況を確認するとともに、は種・育苗、土づくり、水管理、病害虫・雑草防除、収穫・乾燥・調製までの管理作業について説明しました。また、ヘアリーベッチによる化学肥料代替効果の確認実証ほの取組成果を報告し、環境負荷低減及び経費削減が期待される技術について理解を深めてもらいました。JA前橋市、JA全農ぐんま、協友アグリ(株)からは、オススメ農薬・土壌改良資材及びアルバイトマッチングアプリの紹介や、除草剤使用のポイント等を説明していただきました。多くの生産者から、栽培管理や除草剤等についての質問があり、有意義な講習会となりました。

今後の方向

 水稲の高品質安定生産に向けて、巡回指導、稲作情報の提供、夏期の現地講習会の開催等、関係機関と連携して取り組みます。また、令和6年度もヘアリーベッチ実証ほを設置し、技術普及に向けた検討を行います。

水稲栽培講習会の開催画像

講習会の様子

中部農業事務所トップページへ戻る