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3月 農業でつなげる地域の輪

更新日:2024年3月19日 印刷ページ表示

農産漁村イノベーションセミナーの開催

 有機農産物をはじめとした、価値ある地域資源の生産・利用拡大に向けてセミナーを開催しました。
 専門家を招き、先進地の事例紹介を含め、地域における課題解決方法の講義や、地域の関係者事業者が一堂に会し意見交換を行う場を設けることで、関係者の知識や気運向上、繋がりの構築を図りました。

ねらいと背景

 有機農業の取組拡大を推進する上では生産面、販売面、流通面で様々な課題を抱えています。そこで、有機農業の実践者であり、全国の食材をレストランに届ける事業などを展開している専門家を招き、先進的な事例の紹介、また地域における課題の解決方法などを検討しました。

取り組み内容

 2月27日、前橋合同庁舎地域防災センター研修室において二部構成で開催し、第一部では合同会社SOZO代表吉岡隆幸氏を講師に招き「既存流通の活用と地産地消」と題して講演をいただきました。
 吉岡氏は、「繋がりを作る八百屋」というコンセプトのもと、全国各地の価値ある食材を、こだわりの食材を求める店舗に届けるため日々活動しており、コストを抑えられる市場流通の活用、地域の食材を使用し取引先のシェフたちと組んで新しい商品や土産物の開発、マルシェ等もPR活動としては有効とのことでした。
 また、第二部では、意見交換会として吉岡氏にファシリテーターになっていただき、管内の10名の有機農業生産者等からこだわりの農産物や加工品についてPRシートに基づき報告し、講師から農産物の活用に向けたアドバイスや提案などをいただきました。参加者からは「新しい出会いや、これからのコラボの可能性が感じられるものだった」「今後も群馬の農産物をアピールするために本日の出会い等を活かしながら勉強など企画をお願いしたい」「同じ志の参加者の方々と繋がる事ができてこれからが楽しみ」などの意見も聞かれ、セミナー終了後も個別に名刺交換や出席者同士でも連携の模索や情報交換をしており繋がりの構築を図ることができました。

今後の方向

有機農産物をはじめとした、価値ある地域農産物の生産・利用拡大に向けて、様々な活動を支援し、地域活性化を推進します。

農業でつなげる地域の輪の画像

研修会の様子

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