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令和7年度第2回地域創生部文化振興課指定管理者選定委員会 議事概要

更新日:2025年12月5日 印刷ページ表示

1 日時

令和7年10月24日(金曜日)午前10時00分から午前11時30分

2 場所

群馬県庁 昭和庁舎 25会議室

3 出席委員

5名

4 議事

(1) 応募状況、第1次審査結果について

資料に基づき、事務局から説明を行った。

<主な質疑・討論>

  • 特になし。

(2) プレゼンテーション・採点方法について

資料に基づき、事務局から説明を行った。

<主な質疑・討論>

  • 特になし。

(3) 第2次審査

群馬県立自然史博物館附帯ホール

申請団体である富岡市が、事業内容についてプレゼンテーションを行い、選定委員による質疑・応答が行われた。

<主な質疑・討論>

(委員)

  • 施設利用者に対するアンケート調査の結果はあるか。

(富岡市)

  • 県には報告しているが、今回の申請書類には入れていない。

(委員)

  • アンケート結果を教えてほしい。

(富岡市)

  • 4段階評価の満足度調査では、70%以上の人が「満足」と回答している。

(委員)

  • 30%の人は満足していないということだが、原因は何か。

(富岡市)

  • ホールのトイレが地下に降りる構造になっていて、不便だという声がある。そのため、職員が通路に立って案内している。そのほか、地上階に自然史博物館のトイレがあるので、そちらも案内している。

(委員)

  • 施設の問題であり、指定管理者の責任ではないと思う。ほかにあるか。

(富岡市)

  • 駐車場の問題がある。広い駐車場があるが、複合施設の共同駐車場のため、満車になる場合もある。その際は、「満車」表示を出し、少し離れた駐車場を案内している。
  • 中には足の不自由な方もいるので、「遠いところに案内された」と苦情がある。

(委員)

  • あらかじめ、不自由な人向けの駐車スペースを確保することもできるのでは。

(富岡市)

  • 事前に問い合わせがあれば確保している。丘陵地にホールがあるが、離れた所に案内された人が坂道を登ってきたときに、たまたま近くの駐車場が空いたのを見て「空いている駐車場がある」と苦情を入れることもある。

(委員)

  • ほかにはあるか。

(富岡市)

  • 特にない。

(委員)

  • 事業に関する確認・評価の仕組みが整備されているかどうか気になった。
  • 劇場法が制定されて10年以上がたつが、制定当時は、公立の文化ホールが市民・県民のために何をしていくべきかが議論されていた。自然史博物館附帯ホールとして何がミッションなのか問われないといけない。自然史博物館附帯ホールの立ち位置、立地条件を考えたとき、富岡・甘楽・安中地域の交流がポイントかと思う。
  • 住民参加型の事業が定着していることや、地域主導の音楽祭の支援、伝統文化の芸能発表の支援、県の指針を踏まえた郷土芸能と若者のマッチングの話もあった。これらの事業の成果を確認・評価する仕組みができているのか教えてほしい。行政組織では、数年以上前から、ロジックモデルをつくり、効果検証する仕組みが定着している。
  • 文化芸能発表会の実施は重要だが、このような事業については、富岡市だけではなく、全国的にも高齢化が進んでいて課題になっている。これに対しても、振り返りの作業が、公立の文化ホールとして重要となっていると思う。

(富岡市)

  • 現状、効果検証まではできていない。

(委員)

  • そのあたりを見直す機会をつくってほしい。外部評価とまではいかなくても、内部組織で検証してほしい。

(富岡市)

  • 富岡市でみると、市の総合計画の評価は外部委員会で対応している。

(委員)

  • 館内での振り返りが重要だと思うので、内部での効果検証お願いしたい。

(委員)

  • 公演日など人手が不足するときはボランティアを配置しているとのことだが、市の文化課から手配するのか。

(富岡市)

  • 美術館も文化課所管なので、応援に来てもらっている。

(委員)

  • 計上している人員では足りないので、応援職員をだしてもらっているということか。本当はその分の人件費を支出する必要があると思うが。
  • 以前、評価委員会で公演日視察を行った際、かなりの人数が公演スタッフで働いていた。申請書記載の体制はだいぶ少ないが、応援をもらっているということで納得できた。
  • そこは収支に出てこない役務の提供が行われているということであり、今後この状況が放置されていてもいいのかと思った。何らかの形で表に見える形で計画したり、実績として記載するべきだと感じた。
  • 応援職員は、様子を見ていると不慣れで、全体としての機能が果たされていない感じがしたので、今後は、応援スタッフへの研修等を十分に実施し、質の向上を図ってほしい。
  • 事業が増えるほど体制の問題がでてくると思うので、検討してほしい。

(事務局)

  • 満足度調査は、評価委員会でも報告を受けており、70%よりは高い評価を受けていることを補足させていただく。

※プレゼンテーション終了後、募集要項に基づいた採点表により、各選定委員が採点を行った。

(以上)