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群馬大学荒牧~渋川駅間の自動運転バスの実証実験は終了しました

更新日:2020年1月8日 印刷ページ表示

群馬大学荒牧~渋川駅間のバス路線の自動運転バスの実証実験は終了しました。
自動運転バスの運行にご協力いただきありがとうございました。
また、たくさんの皆様にご乗車いただきありがとうございました。

実証実験趣旨

 県内の路線バスに自動運転技術を普及するためには、「路車間協調」などにより、自動運転技術の導入費用を低減させることが必要です。そこで、県は群馬大学と連携して、路車間協調技術を導入した路線バスの自動運転公道実証実験を12月10日から25日の間実施しました。
 実証実験にあたり関越交通(株)の協力を得て、群馬大学荒牧~渋川駅間のバス路線(臨時便)として運行し、実証実験で得られた諸課題を今後検証し、自動運転技術のさらなる向上に産学官連携して取り組んでいきます。

実証実験結果

  • 9日間乗車人数 137人

渋川駅バス停の写真
【渋川駅バス停】

群馬大学荒牧バス停の写真
【群馬大学荒牧バス停】

実施期間:令和元年12月10日(火曜日)~25日(水曜日)【うち9日間実施】

  • 週3日間、1日4便運行しました。

 群馬大学荒牧キャンパスから渋川駅までの運行ルート図像
【運行ルート】群馬大学荒牧キャンパスから渋川駅までのルート

【運行日】12月10日、11日、12日、18日、19日、20日、23日、24日、25日」お知らせ画像
【運行日】12月10日、11日、12日、18日、19日、20日、23日、24日、25日

利用者のご意見・ご感想

 群馬大学荒牧~渋川駅の自動運転バスの利用者を対象にアンケート調査を行い、回答いただきましたご意見・ご感想の一部を紹介します。

  • 停留所から出発する際、後続車との距離感が難しいと感じ、無人自動運転になるのに時間がまだかかりそうだと感じた。(30代男性、前橋市)
  • 運転手さんが走行中でもパネル操作が(想像よりもたくさん)必要で大変そうだった。ブレーキが割と急に感じられた。これは将来は改善されるのかな?(自動運転=スムーズに走ると思い込んでいました)。交通量の多い路線で実証実験は大変だと思った(周囲の流れに乗れないため)。群大→渋川駅に乗りましたがバス停が広く、バスレーンのある渋川市に入ってから少し走りやすくなったように思いました。(40代女性、渋川市)
  • 安全と利便性の両立が難しいですね、でも技術の確立、期待しています(50代男性、世田谷区)
  • 自動車側が自動運転の存在に気づいていないこと。無茶な曲がり方をする車に対応できそうもないこと。少なくともR17では困難だと思いました。乗客に子供、高齢者がいると難しいですね。(60代男性、船橋市)
  • 安全が確保できるなら、人員不足の代替手段として活用を期待したい。(60代男性、渋川市)
  • だいぶゆっくり走っている印象があったので周りの車に迷惑にならなければよいのですが、やはりまだ難しいですね。17号は交通量も多いので大変かと思います。交通量の少ない所なら無人で運行しやすいかも。内側1車線で追い越し不可の区間だと後ろの車がいらいらしないか?(40代男性、川越市)
  • 完全に無人になるより、サービス・案内等でしばらくはスタッフが1名などいたほうが良いかと思う(30代男性、渋川市)
  • 自動運転技術は上がっているものの、公道を流れる速度で走るにはまだ時間がかかりそうな気がします。運転席をモニター表示しているのは良かったです。(40代男性、渋川市)
  • 交通量の多い区間での実験に驚きました。ブレーキの強弱は改善が進むことを期待します。停車後、発車する際の自動化は難しいと思いました。(50代男性、さいたま市)
  • 車内での乗客同士のトラブルやイレギュラー対応ができるのか心配。自動運転の技術は信頼できると思うが、無人だと不安。(30代女性、渋川市)
  • やはり自動運転になった場合でも添乗する係員が乗っている方が心強い。赤信号手前などでの停車の際に、多少急な動きをすると感じたが、それ以外は乗り心地など良かった。(20代男性、横浜市)

 県内外の皆様から多数のご意見・ご感想をいただきありがとうございました。