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路線バスのナンバリングを実施しました

更新日:2022年3月10日 印刷ページ表示

この度、地域住民や観光客など誰でも簡単・便利に公共交通機関を利用していただくため、路線バスの広域ナンバリングを実施しました。
複雑なルートを走行する路線バスの運行系統に、アルファベットや数字を付与(ナンバリング)し、路線名の標記を統一することで、バスマップやスマートフォン等で事前に必要な情報を収集しやすくなります。
また、ナンバリングを活用した情報提供ツールとして、広域バスマップを合わせて作成しました。

1趣旨・目的

群馬県では公共交通情報のオープンデータ化により、路線バス情報を簡単に調べられるようになりましたが、到着したバスが目的のバスなのかわからないという不安が依然として残っていました。これまでもナンバリングは実施されていましたが、統一のルールづくりや調整が行われていなかったため、同じ路線バスでも市町村ごとに案内が異なるケースも見受けられ、利用者が路線バスを利用しにくい状況でした。
そこで、広域圏を対象としたナンバリングを実施し、路線名や路線番号の統一を図りました。

2対象エリア

前橋、高崎、渋川周辺エリアを運行する路線バス

3広域ナンバリングルール

(1)路線名について

【広域路線】

  • 市町村をまたぐ広域路線は、起終点の旧市町村単位の地域名で結ぶ。
  • 順番は建制順とする。
  • 主要駅以外に、ターミナルとなる固有施設を起終点とする路線は、固有施設名を前、目的となる地域名(または施設名)を後として結ぶ。(例:日赤病院○○線、イオンモール高崎○○線)

【市内路線】

  • 起点となる主要駅から郊外へ放射状に伸びる路線は、目的となる地域名(または施設名)のみを路線名とし、起点の表記を省略する。
  • 主要駅を起点としない場合は、起終点の地域名(または施設名)を使って結ぶ。

※「地域名(または施設名)」については、地域名の使用を基本とするが、施設名を使った方が利用者にわかりやすい場合には、施設名を使用する。
※基本ルールを原則とするが、より利用者にわかりやすい表現方法がある場合は、この限りではない。

よりわかりやすい表現の例

  • 既に浸透している路線名が存在する場合に、既存の路線名を踏襲する。
  • 固有施設へのアクセスを主たる目的とした路線で、ほかに同施設へのアクセス路線がない場合に、固有施設名を路線名に採用する。

(2)路線番号について

  • 路線名と一対一で対応する路線番号(二桁数字)を定める。
  • 経由地違いなど運行系統を区別する必要がある場合は、路線番号に加えて運行系統を表す符号(アルファベット)を組み合わせて表示する。
  • 路線番号は市町村をまたいでも同じ番号が使用されるよう統一する。
  • 市町村内で完結する路線は、運行エリアが交わらないため重複しても問題ない。
  • 原則として、上り線、下り線は区別しない。

4広域バスマップ

路線バスナンバリングを活用した情報提供ツールとして、『ぐんまバスルートマップ』を作成しました。
このマップでは、バス路線図や広域路線番号一覧に加え、群馬県の観光地へのアクセス情報など様々な情報を掲載しております。
群馬県内を移動の際は、ぜひ『ぐんまバスルートマップ』を活用しながら、路線バスをご利用ください。

【配布場所】

高崎駅バス総合案内所ほか各バス運行事業者の営業所で配布しております。
※数に限りがありますので、なくなり次第終了となります。

令和4年4月1日時点