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日光白根山に関する情報

更新日:2021年4月2日 印刷ページ表示

関連リンク(最新の火山情報)

火山に関する情報の発表状況(気象庁)<外部リンク>
火山の状況に関する解説情報(気象庁)<外部リンク>
「火山活動の状況(日光白根山)」火山登山者向け情報提供ページ(気象庁)<外部リンク>

日光白根山の噴火警戒レベルについて

日光白根山の噴火警戒レベル一覧
名称 略称 対象範囲 噴火警戒レベル(キーワード) 火山活動の状況 防災対応
噴火警報(居住地域) 噴火警報 居住地域及びそれより火口側 レベル5
(避難)
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生、あるいは切迫している状態にある。 危険な居住地域からの避難・立入規制
レベル4
(避難準備)
居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が発生すると予想される。 警戒が必要な居住地域からの避難準備・立入規制
噴火警報(火口周辺) 火口周辺警報 火口から居住地域近くまで レベル3
(入山規制)
居住地域の近くまで重大な影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 登山禁止・入山規制(山頂から概ね3.5キロメートル以内立入規制)
火口周辺 レベル2
(火口周辺規制)
火口周辺に影響を及ぼす(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)噴火が発生、あるいは発生すると予想される。 火口周辺立入規制(山頂から概ね2キロメートル以内立入規制)
噴火予報   火口内等 レベル1
(活火山であることに留意)
火山活動は静穏。火山活動状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。 状況に応じて火口内及び近傍への立入規制

日光白根山について

 日光白根山は、日光火山群の北西端に位置し、栃木・群馬県境に分布する直径約1000メートル、比高約300メートルの溶岩ドームといくつかの厚い溶岩流からなる安山岩・デイサイト火山です。西方から延びる厚い溶岩流の上に主峰・白根山(奥白根)などの溶岩ドームが形成されています。標高は2578メートルで、北関東以北での最高峰ですが、基盤岩の標高が高いため、火山体自体の大きさは小規模なものです。日光火山群の中で歴史時代に噴火の記録が残っている唯一の火山であり、白根山からの水蒸気噴火などの活動が歴史時代に知られています。現在は火山活動に特段の変化はなく、静穏な状態が続いています。

日光白根山火山噴火ハザードマップについて

 日光白根山火山防災協議会(注1)では、噴火シナリオを基に、噴火に対しての共通認識を持ち、噴火災害の軽減に向けて防災対策を検討することにより、噴火時に各県、周辺市村及び関係機関が連携して取り組む総合的な対策等の基礎となる日光白根山火山噴火ハザードマップ(注2)を作成しました。

(注1)日光白根山火山防災協議会とは…
活動火山対策特別措置法に基づいて、日光白根山周辺市町村や、群馬県、栃木県、防災関係機関、火山専門家等で構成された協議会のこと

(注2)火山噴火ハザードマップとは…
一定の条件に基づいて、想定される噴火現象の影響が及ぶ可能性のある範囲を図示したマップのこと

 なお、本マップは日光白根山の噴火警戒レベル3における火山活動に伴って発生する現象の影響範囲を示したものです。

日光白根山火山防災避難計画について

 また、同協議会において、噴火災害の軽減に向けて防災対策を検討することにより、噴火時に各県、周辺市村及び関係機関が連携して取り組む総合的な政策等を「日光白根山火山防災計画」として平成28年3月にとりまとめました。
 その後、ハザードマップに基づく避難計画を検討してその内容を盛り込み、名称を「日光白根山火山防災避難計画」としました。