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ぐんま水土里保全プラン2016令和元年度実施計画(評価)

更新日:2020年10月7日 印刷ページ表示

ぐんま水土里保全プラン2016」は平成28年3月に策定され、令和元年度を目標年度とする、今後の農業農村整備の指針を示しています。
 このため、平成28年度以降の農業農村の保全整備は、「ぐんま水土里保全プラン2016」に沿って実施されます。
 プランの目的達成のため、各年度における「実施計画」を毎年度作成し、年度毎の目標を明確に示すとともに、その目標に対する実績を評価し、次年度以降の事業運営に反映することを目的としています。
 また、「ぐんま水土里保全プラン2016」の実効性を確保するために、「ぐんま水土里保全プラン2016進行管理委員会」を設置して、プランの進行管理を行うとともに、実施計画の作成と各施策の点検・評価を行います。

ぐんま水土里保全プラン2016の基本方針

 「力強い農業」と「活力ある地域」を持続するためには、豊かで、特色ある『水』、『土』、『里』の「地域資源を保全」しつつ、さらなる有効活用を図るための「地域資源の整備」を進め、将来へ引き継ぐことが必要です。そのためには、以下の3点が重要です。

  1. 生産・生活基盤(資源)の機能が十分に発揮されること。【保全→引き継ぐ】
  2. 生産・生活基盤(資源)の機能を高めること。【整備→活かす】
  3. 地域資源の保全管理を行う体制が充実していること。【協働→地域の活力を高める】

 これらの保全・整備、協働の各種施策を組み合わせて推進し、「地域資源を活かす保全整備と活力ある地域づくり」を目指します。

ぐんま水土里保全プラン2016基本方針のイメージ画像

ぐんま水土里保全プラン2016基本方針

3令和元年度実施計画【評価】総括

1水土里の保全整備

1)「水」の保全整備

  • 基幹農業水利施設の適切な保全管理に向けて、機能保全計画に基づく8地区の保全対策を実施し、7,947ヘクタールの農地に対する農業用水の安定供給を図った。
  • 自然災害発生時の迅速な対応が図られるよう、1土地改良区(施設管理者)に対して業務継続計画(BCP)の策定を指導・支援した。
  • 小水力発電等の導入を促進するため、国の研修会等に参加し、その情報を関係機関へ提供するとともに、再生可能エネルギーによる発電を開始した4地区について引き続き支援を行った。また、今後発電施設の導入を検討している2地区についても、発電開始に備え関係機関との協議等の支援を行った。

2)「土」の保全整備

  • 力強い経営体の育成と安定的な農業生産に向けて、来年度に事業着手を予定している6地区の事業計画を速やかにとりまとめるとともに、基盤整備を行う地区については、農地中間管理事業との調整を行った。
  • 担い手への農地集積の促進と農業生産性を高める大区画化等の農業生産基盤整備を43.8ヘクタール(目標88.3ヘクタール)において実施した。また、10地区(目標9地区)において、担い手への農地集積を促進するための支援を行った。
  • 東毛地域の水田地帯において、担い手への農地集積・集約化と連携した、簡易で低コストな基盤整備18ヘクタール(目標20ヘクタール)を支援した。
  • 生産・流通・生活を支える農道機能を保全するため、保全対策計画に基づく5地区2.4キロメートル(目標0.8キロメートル)の農道舗装工事等の保全対策を実施した。
  • 営農意欲の減退を招く野生鳥獣による農作物被害を軽減するため、小規模農村整備事業などにより侵入防止柵等52.6キロメートルの設置を実施・支援した。

3)「里」の保全整備

  • 大規模地震や台風等の頻発化やため池の決壊による被害の激甚化への対応に向けて、ため池の耐震性能検証9か所(目標18か所)、豪雨の安全性検証2か所(目標13か所)、並びにため池が決壊した場合における被害の減災を図るための、ハザードマップ20か所(目標18か所)の作成を支援した。
  • また、国の「防災・減災、国土強靱化のための3か年対策」等を活用し、ため池の耐震・豪雨対策8か所(目標12か所)を実施し、ため池の防災・減災対策のさらなる加速化を図り、災害に強い農村づくりを推進した。
  • 石綿が使用された農業用管水路の改修(撤去・更新)2.0キロメートル(目標5.2キロメートル)において、老朽化等により破損した場合の石綿の飛散を未然に防止した。
  • 農業集落排水施設の機能を最も効率的かつ経済的に維持するため、1施設の機能診断調査と2町村の最適整備構想の策定を支援した。
  • 外部からの移住者等の定住による中山間地域の活性化を図るため、地域特性を活かすための「中山間元気創生基盤整備構想」を1地区において策定した。
  • ホームページ「ぐんまグリーン・ツーリズム」をリニューアルし、中山間地域の魅力の情報発信を強化した。
  • 県内5地域の中山間地振興に向けた地域別農業振興計画を策定し、「中山間地農業ルネッサンス事業」を実施することにより、中山間地の特色を活かした多様な取組を支援した。

2協働

  • 地域の協働による地域資源の保全活動17,553ヘクタールを支援し、担い手の負担軽減を図るとともに、656集落(当初目標478集落)の地域コミュニティ機能の維持・向上を図った。

ぐんま水土里保全プラン2016令和元年度実施計画の内容はこちらからご覧になれます

実施計画の構成

  • ぐんま水土里保全プラン2016の進行管理方針
  • 基本方針・施策の体系
  • 令和元年度実施計画【評価】 総括
  • 実施計画【評価】 基本施策
  • 実施計画【評価】 地域計画
  • 参考1 令和元年度 主な予算
  • 参考2 群馬県農業農村振興計画の概要と本プランの位置付け

一括版

分割版