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観光・世界遺産に関する特別委員会(平成27年3月9日)

1.開催日時

平成27年3月9日(月曜日)10時02分開始 12時09分終了

2.開催場所

403委員会室

3.出席委員

委員長:岩井 均、副委員長:星名建市
委員:関根圀男、委員:塚越紀一、委員:星野 寛、委員:塚原 仁、委員:岸 善一郎、委員:大手治之、委員:原 和隆、委員:金子 渡、委員:藥丸 潔

4.欠席委員

なし

5.主な質疑

(1)世界遺産と観光振興について

関根委員
 富岡製糸場に毎月10万人以上が訪れ大変賑わっているようだが、平成27年度はどのくらいの見学者を予測しているか。

松浦世界遺産課長
 正確な予測は難しいが、9月分までのバスの予約状況や入場料値上げ等の状況から、今年度と同数までとはいかないまでも、かなりの人数になると見込まれる。

関根委員
 持続して訪れてもらうため、どのような政策を考えているか。

松浦世界遺産課長
 世界遺産構成4資産にプラスして周辺にも「ぐんま絹遺産」があることをPRし、4資産から行ける絹遺産のパンフレットを作成するなど、富岡製糸場を生んだ群馬の風土を紹介していく。

関根委員
 子供たちや、その親を含めた若い人たちへのPRが重要であると考えるが、例えば、尾瀬学校のような子ども達を連れて行き見学させるような事業を実施してはどうか。

松浦世界遺産課長
 富岡製糸場は今、非常に混雑しており、さらにバスで連れて行く事業は難しいが、家族で見学したいという方も大勢いることから、副読本やDVDを県内をはじめ、東京や埼玉などの学校等に配布を行っており、来年、再来年に訪れてもらえればと考えている。

(2)周遊観光について

塚越委員
 構成4資産の周遊だけでなく、例えば、尾瀬と、日光、那須をつなぐなど、近隣県の観光地との周遊を考えてはどうか。

黒澤観光物産課長
 「富岡製糸場とぐんま周遊観光ガイドブック」では、片品から日光を訪れるコースを紹介しており、また、昨年10月には、栃木県との観光連携の観点から、栃木県産業労働観光部長と意見交換を行っている。来年度は、近県の情報も提供し、広域周遊となる旅行商品の造成を促していきたい。

岸委員
 八ッ場ダム関連では、地元の人が長い間、大変な思いをしてきたことを踏まえ、近県との周遊観光に取り組む中で、例えば、善光寺から富岡製糸場へ行き、八ッ場周辺で宿泊し、日光へ行くといったような周遊観光は考えられないか。

黒澤観光物産課長
 吾妻峡は群馬の重要な観光資源であり、「富岡製糸場とぐんま周遊観光ガイドブック」にも掲載しており、また、川原湯温泉についても各種宣伝物で扱っており、今後も引き続き情報発信に努めていきたい。

(3)北陸新幹線の金沢延伸を見据えた観光振興について

関根委員
 北陸新幹線の「かがやき」が、高崎駅に停車しないこととなった要因はどうか。また、今後、高崎駅停車に向けてどのように取り組んでいくのか。

関口交通政策課次長
 JRでは飛行機との競争なども踏まえ、速達性を重視し本県は通過することとなったと思う。「かがやき」の高崎駅停車は、本県の振興にも寄与することであり、今後、関係市町村や他県などとも連携して、JRへの働きかけを続けていきたい。

関根委員
 次のダイヤ改正で「かがやき」が高崎駅に停車するようになるか。

関口交通政策課次長
 そうなれば嬉しいことであるが、「はくたか」はほとんどが停車するので、まずは、JRが「かがやき」も停める必要性を感じるよう、「はくたか」の高崎駅利用者を増やしていくことが大事であると考える。

(4)世界遺産センターにおける展示について

塚越委員
 構成4資産を1日で周遊することは時間的に難しいことから、世界遺産センターにおいて、他の3資産の展示や繋がり等を、予算をかけてしっかりやってもらいたいが、どのように考えているか。

松浦世界遺産課長
 世界遺産センターについては、4資産の保存活用を行うための総括的マネージメントや、総合的な情報発信、解説、調査研究をしっかりとやっていきたい。また、一度に4つの資産を見学することは難しいことから、世界遺産センターにおいて世界遺産の意義や県内にある素晴らしい絹遺産について伝えることで、また群馬県に再訪していただけるようにしたい。

藥丸委員
 明治期からの女性の活躍に焦点を当てた展示に関し、女性労働に関する調査を行うとのことだが、具体的にはどのような調査を行うのか。

松浦世界遺産課長
 専門的業者に委託して、群馬県の養蚕・製糸・織物に係る女性労働に関する写真や証言など、具体的な資料を収集していきたい。

(5)世界遺産センターへの道の駅の併設について

大手委員
 広域観光を考えたときに、富岡(製糸場周辺)には「道の駅」がなく、世界遺産センターの設置場所もまだ決まっていないことから、両者の複合施設などを考えてはいかがか。

松浦世界遺産課長
 世界遺産センターは、富岡製糸場内かその周辺で検討しており、現状では複合施設は考えていないが、「まちの駅」のような施設との複合は考えられるかもしれない。

清野道路整備課長
 「道の駅」は、市町村が事業主体として設置し、国土交通省が認定を行う。県は、市町村が国土交通省へ登録を申請する際、事務手続き等が円滑に行われるよう支援を行っている。西毛広幹道を作る中で、24時間使用できるトイレや、情報発信の場などの設置も考えられ、富岡市から申し出があれば県として支援したい。

(6)県内各地域における絹遺産の掘り起こしについて

星野委員
 県内各地には、世界遺産の基礎となる絹遺産が残っており、その価値の認識が重要であるが、世界遺産登録後に各地域で絹遺産について、発掘や見直しなどの状況はどうか。

松浦世界遺産課長
 今年ぐんま絹遺産に新規登録された片品村の永井流養蚕伝習所実習棟の例では、これまで調査が進んでいなかったが、村が委員会を立ち上げ調査を行い村の重要文化財に指定し、周辺の養蚕農家や神社の調査も進めたなど、県としては、ぐんま絹遺産への登録を通じて、各地域の絹遺産の掘り起こしを支援していきたい。

星野委員
 絹遺産の掘り起こしや活用に積極的に働きかけてもらい、千客万来支援事業も含め、関係経費など柔軟に支援してもらいたいがいかがか。

松浦世界遺産課長
 ぐんま絹遺産保存活用総合支援事業として、絹遺産の簡単な整備や草刈り、案内板設置などに補助を行い、多額ではないが、保存活用の呼び水になるような支援を続けていきたい。

黒澤観光物産課長
 新年度の千客万来支援事業については調査段階であるが、ぐんま絹遺産関連事業として市町村等から2千万円強の要望が提出されており、重点的に支援していきたい。

(7)旧新町屑糸紡績所の世界遺産への追加登録について

関根委員
 明治政府が力を入れていた旧新町屑糸紡績所の追加登録に向け、説明資料などに記載するなど、継続して取り組んでもらいたいがどうか。

松浦世界遺産課長
 開業式には政府要人が出席し、当時の橋の名前が現在も残っているなど、地域の資産として色々な価値があると考えられ、各種資料に取り入れられればよいと考えている。

(8)絹文化継承プロジェクトについて

塚原委員
 職員の政策プレゼンによる事業とのことだが、政策プレゼンの具体的な内容はどうか。

松浦世界遺産課長
 政策プレゼンでは、観光物産課・蚕糸園芸課・義務教育課・世界遺産課でチームを組み、子供たちが養蚕・製糸・織物を体験することで理解を深めることができる企画を提案した。小学校60校において小学生に蚕を飼育してもらい、その繭を用いて生糸をつくり、最終的には校旗をつくるプロジェクトであり、また、中学校は、夏休みの自由課題等で、地域の養蚕の歴史等を調べてもらう内容とした。

塚原委員
 絹文化の継承と活用を担う人材育成が目標のようだが、最終的には、どう展開していくイメージなのか。

松浦世界遺産課長
 養蚕・製糸・織物業について知らない子供たちに、まずは養蚕をやってもらい、製品となるまでの行程の一部を体験してもらうことで、自分たちが育った地域の歴史に気づいてもらえるのではないかと考えており、5~6年の間に、県内全ての子供たちに1回は体験してもらうことが趣旨である。

(9)宿泊を伴う会議、研修、視察等の開催について

星野委員
 かつては温泉旅館等で会議、研修、視察等が頻繁に開催されていたが、最近では自治体をはじめ全体的に自粛されているようである。温泉地での開催は、方法によっては非常に効果があると思うがどうか。

高橋産業経済部長
 本県の観光消費額は年間1,900億円に上り、また雇用面でも受け皿が大きく、震災後の「がんばろう群馬!産業支援本部」において、温泉地での会議開催の呼びかけや、部内会合場所を温泉地にするなど、積極的に活用してきた。27年度はプレミアム付き宿泊券を発行することもあるので、一層盛り上げていきたい。

(10)すき焼きアクションと地酒振興について

星野委員
 消費単価を上げるためにも、温泉旅館等で県産食材を使った「すき焼き」を提供するよう働きかけを行ってはどうか。

真下ぐんまブランド推進室長
 「ぐんま・すき焼きアクション」の取組の一つとして、県内58の旅館で「ぐんまのすき焼き」を提供してもらっており、これからも継続して取り組んでいきたい。

星野委員
 すき焼きといえば、「群馬の地酒」であり、日本酒、ワイン、ビール等、群馬の地酒の知名度は劣るかもしれないが、質は高く、ぜひPRを強化してもらいたい。

黒澤観光物産課長
 酒蔵ツーリズムとして力を入れている地域もあり、旅行会社を対象とした地酒のモニターツアーなども開催されている。地酒の振興は工業振興課の所管であるが、連携してPRしていきたい。

(11)温水洗浄便座の整備について

塚原委員
 これまで要望してきた温水洗浄便座の整備について、ワンランク上のビジタートイレとして進めているのか、推進状況について伺う。

黒澤観光物産課長
 千客万来支援事業では温水洗浄便座の設置を推奨しており、今年度は、6か所で設置された。

(12)ぐんまの通販サイト「CASAぐんま」について

塚原委員
 開設後の状況と課題について伺う。

黒澤観光物産課長
 1月15日の試行販売開始、2月10日のグランドオープンを経て、本日からクレジットカード決済も可能になった。これまでのホームページアクセス件数は5,624件あり、電話での問い合わせも増えていると感じている。まだまだ、PRが重要であると考えており、出店者の募集とあわせ、力を入れていきたい。全国に向けてPRし、群馬の名物商品の認知度向上・販路拡大を図っていきたい。

(13)ぐんま宿泊観光促進事業について

金子委員
 プレミアム付き宿泊券を県内外にも売るとのことだが、どういう販売方法を考えているのか。例えば、旅行エージェントが購入することも考えられるが、購入枚数制限は設けるのか。

黒澤観光物産課長
 未定であるが、販売方法は、ネット販売、CASA群馬、コンビニ、観光協会などが考えられ、一度に購入できる枚数の制限は設けたいと考えているが、旅行業者の社員が、枚数制限の範囲内での購入は制限できないかと思われる。いずれにしても、本事業は業者提案による公募を考えており、より効率的で、より群馬にお金が落ちる提案を採用したい。

(14)西毛広域幹線道路の整備について

岸委員
 前橋市の事業区間が9月に供用開始の見込みとなり、未着工区間が20キロメートルと聞くが、現在の進捗状況について伺いたい。

清野道路整備課長
 前橋市問屋町から高崎市棟高町のイオンまでがつながる予定で、現在、問屋町地内の前橋工区では、4車線化工事を行っている。未着工区間については、高崎工区は、事業着手前の調査に取りかかっており、その他2工区を含め、できるだけ早期に着手したい。

(15)外国人留学生の定着促進事業について

藥丸委員
 外国人留学生の県内定着について、数値目標は定めているか。

佐藤国際戦略課長
 県内大学等の外国人留学生は約950人おり、群馬大学実施のアンケートによると日本での就職希望は約6割いるが、県内の就職希望は約16パーセントで、現実に県内に就職している人は1割程度である。目標値についてはまだ定めていないが、日本での就職希望が約6割であれば、その半分程度は県内に定着してもらえるような目標を持って取り組んでいきたい。


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