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産経土木常任委員会が県内調査を実施しました(令和6年1月24日)

1 調査目的

 閉会中の委員会活動として、観光物産の振興について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期日

 令和6年1月24日(水曜日)

3 調査項目

(1)スミテラス 森のビレッジ(桐生市)

 『築地銀だこ』ブランドを展開する株式会社ホットランドが開発する複合型レジャー施設で、グランピング、サウナ、BBQ施設、カフェなどによって構成されます。全3期の工程のうち第1期は市遊休地部分を有効活用しており、食をテーマに、「スミテラスBBQ水沼」及び「シカモア カフェテラス」が令和5年9月14日にオープンしました。
 同社は、創業の地である桐生市の地域活性化に熱心に取り組む企業であり、その一環として同市黒保根町水沼エリアの開発を決めました。このエリアは渡良瀬川沿いにあり、自然豊かな里山風景など様々な魅力を潜在的に持っているため、ここを人が集まる新たなスポットにすべく、飲食施設の他、癒しをテーマとした薪サウナやコテージ、グランピング、体験農園などを整備していく予定です。
 ついては、里山の豊かな自然、食などを満喫し、ゆっくりと充実した時間を過ごせる施設について、現地調査を行いました。

スミテラス事業説明の様子の画像
「シカモアカフェテラス」で概要説明を受ける様子

集合写真の画像
「​スミテラスBBQ水沼」にて

(2)水沼エリア観光資源(桐生市)

 黒保根という町名は万葉集の東歌に由来します。赤城山東麓の山間傾斜地に広がり、町の南部に渡良瀬川上流部が通る風光明媚な地域です。山間部のため朝晩の気温差は大きいものの、夏季の暑さは比較的しのぎやすく、冬季の寒気もそれほど厳しくはないため、避暑地としてのポテンシャルが高い。かつては養蚕を主産業としていたが、現在は畜産や耕種型農業といった一次産業が主となっています。
 ついては、下記の桐生市黒保根町水沼エリアの観光資源の状況を視察し、旅行客の長期滞在化及び付加価値向上のための環境整備に向けた取組について、現地調査を行いました。

○旧水沼駅温泉センター
 渡良瀬川に沿って運行する、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅に併設し、町内の宿廻地区から湧出する炭酸水素泉の猿川温泉を引湯している天然温泉施設です。平成元年開業で、地元住民はもとより、わたらせ渓谷鐵道利用者、ツーリングを楽しむバイカー、旅行者にも愛された施設でしたが、運営事業者が事業廃止したことから令和5年7月31日から休館となっています。

○黒保根運動公園
 水沼駅から徒歩1分、渡良瀬川河川敷の運動公園であり、野球やサッカーなどに利用できるグラウンド2面のほか、噴水池やホタルを観賞できるエリアを備えています。春にはソメイヨシノや河津桜など9種300本の桜の開花に合わせて「桜まつり」、8月のお盆には「くろほね夏まつり」が開催されます。

○桐生市黒保根町生産物直売所農産物加工貯蔵施設
 国道122号沿いの道の駅くろほね・やまびこに隣接しており、同駅の生産物直売所オリジナル製品として、低農薬、有機肥料栽培で収穫した地場産の原材料を使用した手造りみそ、干し芋、こんにゃく、梅干、漬け物などを製造しています。

○荒神山展望台
 荒神山は水沼駅の南東に位置し、地元の人々が自らの手で整備し、大切にしているという観点からぐんま百名山の一つに選定されています。標高約600メートルにある展望台からは黒保根を一望でき、さらには赤城山や浅間山、日光の男体山といった山々も見渡すことができます。

加工貯蔵施設で説明を受ける様子の画像
​農産物加工貯蔵施設を視察する様子

4 出席委員

委員長:相沢崇文、副委員長:秋山健太郎
委員:橋爪洋介、委員:水野俊雄、委員:大和勲、委員:川野辺達也、委員:井田泰彦、委員:加賀谷富士子、委員:矢野英司、委員:松本隆志


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