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環境農林常任委員会が県内調査を実施しました(令和6年1月23日)

1 調査目的

 閉会中の委員会活動として、食料・農業・農村振興対策について調査を実施し、今後の本県施策の進展に役立てます。

2 調査期日

 令和6年1月23日(火曜日)

3 調査項目

碓氷製糸株式会社(安中市松井田町)

 同社は、昭和34年に設立された碓氷製糸農業協同組合を前身とし、平成29年5月14日に組織変更をして発足しました。現在、従業員は19名であり、長く群馬県の養蚕・製糸業発展に寄与してきました。
 そうした中、令和4年度においては、県内を含む9県から繭を収納し、年間の生糸生産高は全国の約7割を占めました。同社は、生糸及びその副産物をはじめ、自社製造生糸を原料とする絹製品の製造販売などの事業を行い、製糸業の維持・継承に大きな役割を果たしています。
 ついては、養蚕・製糸業振興の観点から、同社の事業概要や取組について調査を行いました。​

碓氷製糸株式会社で説明を受ける様子の画像
「荷受け場」で繭の搬入の流れについて説明を受ける様子

農林大学校(高崎市箕郷町)

 農林大学校は、次代を担う優れた農林業実践者を養成するため昭和58年に設立された県内唯一の公立農業系高等教育機関です。これまでの卒業生は1万人を超え、農業分野におけるリーダーを輩出しています。
 学校の体制は、「農林部」と「研修部」に分かれており、「農林部」は高校卒業程度の学力を有した修業年限2年のコースと社会人を対象とした修業年限1年のコース、「研修部」は県内で本格的に農業を志す人を対象としたコースが設置されています。
 そうした中、同校ではIoT、ICTを活用した次世代型園芸施設を活用したスマート農業をはじめ、スマート林業などの最先端技術の実践教育を行うとともに、令和5年度からは、有機農業など資源循環型農業を学べるカリキュラムも新たに開始しました。さらに、令和6年度には社会人を対象とした「有機農業専攻」のコースを新設し、有機農業による野菜栽培に関するより実践的な学習を行う予定です。
 ついては、農林業振興対策の観点から、同校が取り組んでいる、群馬県農業の未来を背負う「新たな担い手」の育成について調査を行いました。

農林大学校で説明を受ける様子の画像
​​IoT、ICTを活用した次世代型園芸施設「ぐんまイノベーションファーム」の温室でキュウリ栽培について説明を受ける様子

4 出席委員

委員長:森昌彦、副委員長:入内島道隆
委員:星野寛、委員:狩野浩志、委員:金井康夫、委員:伊藤清、委員:本郷高明、委員:金沢充隆、委員:大沢綾子、委員:中島豪


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