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特集「外国人の活躍推進~支え合う社会に、そして選ばれる群馬に~」1

更新日:2019年11月3日 印刷ページ表示

 深刻な人手不足が続く中、外国人材は県経済にとって欠かせない存在です。しかし言葉や文化・習慣の違いから、お互いに戸惑いや不安を感じることも少なくありません。共に群馬で暮らし、働く仲間として、外国人住民に対する理解を深めていくことが必要となっています。

群馬で働く外国人の画像

外国人材への期待

 近年、少子高齢化に伴う人口減少や東京一極集中、求人と求職のミスマッチなどから、さまざまな業種で労働力不足が深刻化しています。
 こうした状況の中で、本県の外国人住民数は平成30年には5万6千人を超えるなど、外国人材は県経済にとって欠かせない存在となっています。
 国は30年に出入国管理法を改正し、人手不足対策として新たな在留資格「特定技能」を創設しました。この在留資格を有する外国人は、一定の専門性・技能を持った、即戦力となる人材です。こうした制度ができたことにより、国内で就労できる外国人の範囲が拡大し、今後さらなる活躍が期待されています。

県内の外国人住民数の推移のグラフイメージ画像

受け入れ体制の整備が課題

 外国人材に期待を寄せているのは日本だけではなく、韓国や台湾なども獲得に力を注いでいます。県内産業に外国人材を呼び込むためには、日本で働きたいと考えている人に群馬を選んでもらえるよう受け入れ体制を整えなければなりません。
 また働く場所だけでなく生活者としての支援も必要です。本県では伊勢崎市や太田市、大泉町などで国際交流・多文化共生の取り組みが進んでいます。
 今後は全県的に外国人の増加が予想されるため、さらに充実した対応が必要になってきます。

外国人の活躍を推進するために

 県では外国人材の受け入れ促進や、共生のための環境を整備するため、県の一元的な窓口として4月に外国人活躍推進課を設置しました。
また7月には、外国人の生活上の不安を解消するための相談窓口「ぐんま外国人総合相談ワンストップセンター」を開設しました。
 他にも職場での活躍に向けて、日本語指導に関する企業向け研修や、医療を受ける際に通訳を必要とする人のためにボランティアを養成する事業を行うなど、外国人住民に寄り添った政策を進めています。

 外国人材を呼び込み、共に支え合う環境を充実させるための取り組みや、外国人材を積極的に受け入れている企業の声を紹介します。

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