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「ぐんま5つのゼロ宣言実現条例」に基づいて、環境と経済の好循環の創出に向けた取組を進めるため、群馬県として3回目となるグリーンボンドを発行します。
令和5年度、令和6年度の過去2回発行したグリーンボンドは、県内外の多くの投資家の皆様からご賛同いただき、発行額を超える多くの応募がありました。令和5年度の投資表明件数213件(うち県内185件)は、現在でも全国の地方債グリーンボンドにおいて、過去最多の件数となっています。
3回目の発行となる今年度は、昨年度と同様に10年債100億円、5年債50億円を発行します。
調達した資金は、県有施設の省エネ化、尾瀬国立公園等の環境整備、河川改修等の水害対策など、脱炭素社会の実現や気候変動に適応するための事業に活用します。グリーンボンドの購入を通じて、投資家皆様の県政参画をより一層推進します。
【令和7年度】グリーンボンドの発行について (PDF:1014KB)
名称 |
(1)群馬県公募公債(10年・グリーンボンド)第3回 |
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年限 | (1)10年満期一括債 (2)5年満期一括債 |
発行額 | 総額150億円((1)10年債100億円 (2)5年債50億円) ※各公債の金額1,000万円 |
購入対象 | 法人投資家向け(事業会社、財団・社団法人、学校法人、医療法人・社会福祉法人、市町村等も含む) |
発行時期 | 令和7年7月(予定)※7月上旬に条件決定予定 |
主幹事会社 | 大和証券株式会社(事務)、SMBC日興証券株式会社、野村證券株式会社 |
投資表明 | 投資表明をいただいた投資家については、本県ホームページ上で投資家名を公表 |
適合性評価 | 第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)から、国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則2021及び環境省グリーンボンドガイドライン2022年版への適合性について、評価を取得 |
グリーンボンド原則による事業区分 |
主な充当予定事業 |
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エネルギー効率 | 県有施設の省エネ化 |
生物自然資源及び土地利用に係る環境維持型管理 | 林道整備 尾瀬国立公園等の環境整備 |
陸上及び水生生物の多様性の保全 | 河川内緩衝帯の整備等 |
気候変動への適応 | 河川改修やため池整備等の水害対策 土砂災害防止施設(砂防、治山等)の整備 無電柱化推進 |
債券の発行に際し、資金使途などを明記した発行の取組み(フレームワーク)を策定し、第三者機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2021」「ソーシャルボンド原則2021」「サステナビリティボンド・ガイドライン2021」、環境省の「グリーンボンドガイドライン(2022年版)」、金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン(2021年版)」への適合性について、評価を受けています。
群馬県サステナビリティボンド・フレームワーク(PDF:724KB)
セカンド・パーティ・オピニオン(外部評価書)(PDF:1.5MB)