ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道提供資料 > 【7月27日】暑さに強い群馬オリジナル蚕品種「なつこ」が初めて県外へ配蚕されます(蚕糸技術センター)

本文

【7月27日】暑さに強い群馬オリジナル蚕品種「なつこ」が初めて県外へ配蚕されます(蚕糸技術センター)

更新日:2023年7月27日 印刷ページ表示

 猛暑の夏でも丈夫に育つ蚕として、蚕糸技術センターで育成した蚕品種「なつこ」が、群馬県外(茨城県、栃木県)に初めて配蚕*注 されます。
 近年の猛暑の影響で初秋蚕期(7~8月)の作柄が不安定なことから、県外から「なつこ」の飼育希望があがっていたもので、県では関係企業・機関との調整を図り、この度、初めて県外農家で「なつこ」が飼育されることになりました。
​ ※注 1配蚕:共同飼育所で、ふ化後に一定期間飼育された蚕を個々の農家へ配ること。

1 日時

令和5年7月28日(金曜日) 9時00分~9時30分

2 場所

JA甘楽富岡 小野稚蚕人工飼料育センター(富岡市相野田386)

3 蚕品種

群馬オリジナル蚕品種「なつこ」

4 配蚕予定箱数

37箱(1箱あたり蚕30,000頭) 
内訳:茨城県:1箱、栃木県:11.5箱、県内:24.5箱

5 その他

県外で飼育された「なつこ」の繭は、群馬県内の碓氷製糸株式会社へ出荷されます。

群馬オリジナル蚕品種「なつこ」について
蚕糸技術センターで育成した蚕品種で、令和2年1月に「なつこ」と命名、同年7月に実用飼育が始まりました。
猛暑の夏でも丈夫に育つのが特徴で、県内では初秋蚕期に飼育されており、繭の収量確保や品質安定につながっています。​
共同飼育所で飼育されている群馬オリジナル蚕品種「なつこ」画像
 共同飼育所での飼育の様子

報道提供資料 (PDF:192KB)