【3月31日】令和2年度子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体に対する文部科学大臣表彰について（生涯学習課）

　3月31日、文部科学省から「子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体文部科学大臣表彰」の令和2年度の受賞団体等が発表され、群馬県からは次の4団体が被表彰団体に選ばれました。

1 被表彰団体

優秀実践校

　高崎市立第一中学校（高崎市）

　草津町立草津中学校（草津町）

優秀実践図書館

　みどり市立大間々図書館（みどり市）

優秀実践団体

　おはなしの会もこもこ（前橋市）

2 表彰式

　新型コロナウィルス感染拡大の状況等を勘案し中止となりました。

【参考】当初の開催予定

• 日時　令和2年4月23日（木曜日）13時00分～16時50分
• 会場　独立行政法人国立青少年教育振興機構　国立オリンピック記念青少年総合センター（東京都）

3 表彰の趣旨・目的

　子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体（個人）に対する文部科学大臣表彰は、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身につけていく上で欠くことができない読書活動の一層の推進に資することを目的に、平成14年度から行われている表彰です。
　この表彰は、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高める活動において特色ある優れた実践を行っている学校・図書館・団体（個人）が対象となります。

4 被表彰団体の活動概要

高崎市立第一中学校

　「学校図書館経営全体計画」に基づいて、全校体制で図書館教育を推進している。図書委員会による主体的な取組が展開されていたり、校内で新聞に触れる環境を整備し、生徒が新聞を読む機会を多く作ったりしている。また、学校司書を中心に、様々なアイデアで生徒を引きつける学校図書館づくりを実践している。

主な活動内容

• 全校体制で実施する「ビブリオバトル」
• 図書委員会による「ブックトーク」や「おすすめ本のポップ作り」の実施

草津町立草津中学校

「学校図書館教育全体計画」に基づいて、学校図書館を活用した教育活動を公立図書館との連携を図りながら企画、実施している。また、ＰＴＡの教育力を生かした図書館整備を行っている。

主な活動内容

• 県立図書館や町立図書館の借用図書を活用した授業づくりの実施
• 「開放的で明るい図書館」、「生徒が集う図書館」を目指した学校図書館の整備

みどり市立大間々図書館

　多数のイベントを行うことで来館しやすい環境を整えるとともに、本を借りたくなる仕掛けづくりを行っている。また、地域の学校や関係機関に団体貸出を行ったり、職員を学校へ派遣することにより、子どもたちに図書館の魅力や読書の楽しさを伝えている。

主な活動内容

• 図書館の地下を探検する「ミステリーツアー」等の各種イベントの実施
• 図書館職員による学校での読み聞かせやブックトークの実施

おはなしの会もこもこ

　「自分の子どもに読むように、地域の子どもたちに絵本を」、「地域における子どもたちの居場所づくり」を目標に、積極的に読み聞かせ活動を行い、人と人、人と本をつなぐ活動を実践している。

主な活動内容

• 地元小学校や公民館、図書館、書店等での読み聞かせ活動
• 地元公民館との共催による各種イベントの開催