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【9月28日】令和5年度堅果類豊凶調査の結果とクマの秋期出没予測等について(鳥獣被害対策支援センター)

更新日:2023年9月28日 印刷ページ表示

 今年度の堅果類(ドングリ)の豊凶(実り)は、昨年度に続いて2年連続の「不作」でした。クマがエサを求めて人里等へ出没する可能性が高まると予想されることから、クマとの遭遇による人身事故や、農作物被害等に十分注意して下さい。

1 堅果類豊凶調査の概要

​(1)調査の目的

 野生動物にとって、堅果類(ドングリ)の実は、秋から冬にかけての重要なエサ資源となっています。
 このため、野生動物の行動は堅果類の実りに影響を受け、実りの悪い年には秋期にエサを求め、人里等に出没する可能性が高まると言われています。
 そこで、県は堅果類豊凶調査を毎年実施し、クマの出没予測等に活用しています。

(2)調査地域

 利根沼田地域

(3)調査時期

 令和5年9月上旬から中旬

(4)調査方法

 調査木(約630本)について、堅果類の豊凶状況を目視で判定します。

(5)調査結果

 今年の堅果類豊凶調査の結果は、5樹種合計で「不作」となりました。なお、ブナが大凶作、ミズナラ、コナラ、クリが不作、ミズキが並作です。

  • 5樹種合計→不作​
  • ​ブナ→大凶作
  • ミズナラ→不作
  • コナラ→不作
  • クリ→不作
  • ミズキ→並作

2 クマの出没予測

 今年度の豊凶調査結果は「不作」で、クマが秋期に人里等へ出没する可能性が高まると予測されることから、クマとの遭遇による人身事故や、農作物被害等が発生することが考えられます。

3 クマに対する注意

  1. 例年クマの出没がない地域でも出没する可能性があるので、市町村等が提供する出没情報に注意して下さい。
  2. クマを人里に引き寄せないように、農作物の収穫残さや放棄果樹を除去する等適正な処理を行って下さい。​
  3. クマに関する情報は、以下の群馬県ホームページをご覧下さい。
    クマによる人身被害が発生したので注意してください

報道提供資料 (PDF:345KB)