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アオキの樹形
アオキの葉
常緑低木
花期 4月から5月
雌雄異株
若くて美しい
日陰でも良く育ちます。植え穴に腐葉土を多めに入れ、高めに植えます。
培養土(壌土5、腐葉土3、赤玉中2)の鉢底に網をおきます。丈が1メートル前後の高さになったら、大鉢に植えた方が良いです。斑入り株を選び植えるのも面白いです。
雌株に付いた実を採取し、果実の種を取り出して水洗いし、蒔き付けます。初夏に挿し木もできます。
観葉植物として、緑葉と赤実を鑑賞出来ます。鉢植えには雌株が良いです。結実した実も大きく美しいです。芽吹いた葉を傷めないように1枚1枚大切に扱います。直射日光に当てると葉焼けをおこすので、木漏れ日を当てる程度で十分です。鉢植えは、3年おきに植え替えをします。
葉縁から褐色の半円状病斑が現れ、黒くなって枯れます。枝抜き剪定で採光と通風を良くします。早期に殺菌剤を散布します。
葉が繁り過ぎ風通しが悪いと、コナジラミやカイガラムシが寄生し排泄物を栄養源とする黒いカビが発生し、葉や枝が黒いすすでで覆われたようになり枯れます。枝抜き剪定で採光と通風を良くして、コナジラミやカイガラムシを防除すると発生は抑えられます。
新梢に白色の綿状物が寄生し中の幼虫が樹液を吸汁します。白い排泄物で体を覆い隠すため葉が汚くなります。多発しても実害はあまりないが、気になるようであれば捕殺します。必要に応じて殺虫剤を散布します。