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ウメの樹形
ウメの花
落葉高木
花期 2月から3月 果期 6月
漢名「梅」の転訛や朝鮮語の発音マイに由来など諸説があります。
清香、高潔、忠実
日当たりが良好で腐植質に富む肥沃な、排水の良い土が適します。
植え穴は大きめに掘り、堆肥や腐葉土を入れ、高植えにして植えます。苗木が曲がらないよう、支柱を添えます。
植え替えは、1年前から根回しをしておきます。実梅を庭で育てる場合は、樹高を低くし、枝数を少なくしたほうが収穫しやすいです。
違う品種を2本以上植えると、実つきが良くなります。
強剪定に耐え、萌芽力も強いので、整枝し易いです。花芽の形成は、梅雨明け頃になるので春芽を生かし、夏芽の成長を抑える夏季剪定をします。
実梅の剪定は、冬の開花前に行います。徒長枝は、半分程度に切り返します。
寒肥として、果実の熟成を図るため、堆肥や鶏糞、油粕等を施します。
お礼肥は化成肥料を施します。
幹や枝に菌糸膜(膏薬のようなもの)が張り付きます。病原菌は、カイガラムシ類と共生関係にあるので、枝から虫と菌糸膜をそぎおとします。主幹への採光や通風を良くすると予防になります。
小さい虫が新芽や葉の樹液を吸汁し、排泄物により様々な病気の原因になります。発生初期に殺虫剤を散布します。
A:回答 アブラムシによるすす病と思われます。アブラムシの排泄物が、葉に付着して黒くなるのがすす病です。アブラムシが発生したら発生初期に殺虫剤を散布します。
A:回答 徒長枝は半分くらいで切除します。収穫後に混み合う枝を枝抜き剪定で元から切除して、採光と通風を良くします。冬期、蕾が確かめられるようになったら、弱小枝を切り捨てます。
A:回答 目立つ徒長枝を半分くらいで切除するか、枝抜き剪定をし、お礼肥とし化成肥料を施します。
A:回答 主幹を1メートル位の高さに切り戻します。主幹への採光と通風を良くしてから、杯状自然形に仕立てます。焦らずに2年から3年計画で進めた方が良いです。
A:回答 まずは、収穫後に枯れ枝や交叉している枝の枝抜き剪定を行い、徒長枝は半分くらいに切除します。根元周辺の除草をします。冬季に主幹への採光と通風を良くする枝抜き剪定をします。
A:回答 芽吹いた枝を残して、枯れた枝を元から切除します。樹幹の枯れた部分や病斑部を削り取り、殺菌剤を塗布します。根株周辺を掘り返し、腐葉土を入れ地力を回復させます。
A:回答 こうやく病と思われます。カイガラムシ類の発生によるものです。主幹への採光と通風を良くすると予防になります。
A:回答 枝抜き剪定で、主幹への採光と通風をよくします。発生場所が小さければ、ブラシなどでそぎ落とします。幼虫の発生時期に、殺虫剤を散布します。
A:回答 開花後のお礼肥と越冬時の寒肥で充実した徒長枝を萌芽させます。花芽分化が夏なので、夏前に枝抜き剪定で交叉している枝等を切除して開花枝を充実させ、蕾数が多くつくようにします。梅雨明けに化成肥料を追肥すると良いです。