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エニシダの花
常緑低木
花期 5月から6月
名前の由来は、原産地のヨーロッパのオランダ経由のラテン語genista(ゲニスタ)が転訛したといわれています。
純粋、潔白
日当たりの良い肥沃な土、強風の当たらない所が適しています。
寒さに弱いので5月に入ってから植えつけます。植え穴に腐葉土を入れ、主幹が真っ直ぐに伸びるよう、支柱を添えます。成木の移植は、根回しをした方が安全です。
雌株に付いた実を採取、果実の種を取り出して水洗いし、蒔き付けます。挿し木も可能です。
開花時、枝が四方に広がって垂れるため、太い幹を主幹とします。強風に吹かれ、倒れないような樹形を作ります。
萌芽力が強いので、開花後、こまめに整枝剪定ができます。
前年の枝に花芽が出来るので、8月以降の剪定はしません。
寒肥として、発酵鶏糞や化成肥料を根周りに施します。
根本周辺から褐色化し、萎れが全体に広がって枯れます。湿っぽい土壌に植えると発病し易いです。発病した葉や株は焼却処分し、同じ場所に植えないようにします。