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カキの樹形
カキの葉
落葉高木
花期5月 果期10月~11月
名前の由来は、カキにあたる朝鮮語kamから転じた説や、赤い実がなることからアカキ(赤木)の略など諸説があります。
慈愛、自然美
日当たりと風通しが良好なところが適します。
品種を選び、接木部を確かめて苗を購入します。春、植え穴に腐葉土と堆肥を入れ、苗の根を広げるようにして植え、支柱を添えます。成木の植え替えは、難しいです。
接木
主幹に陽射しがたっぷり当るよう、樹形を作ります。購入苗を植えたら、高さ60~70cm位で切って、枝を3本立ちに仕立てていきます。
2年目の剪定は、樹枝全体を見ながら、勢いのある充実枝を生かし主枝や、亜主枝を作り、3年目は各枝の先を切り詰め新梢を四方に伸ばして結果母枝を充実させます。
寒肥として、発酵鶏糞や油粕などをたっぷり施します。
幼虫が果実のヘタに侵入して食害します。虫ふんを見つけたら、早めに殺虫剤を散布します。
A:回答 発生初期に殺虫剤を散布します。
A:回答 白い毛虫はアメリカシロヒトリと思われます。早期発見と早期防除が大切です。まだ、虫が小さい状態で群生していれば枝ごと切除し、焼却します。必要に応じて殺虫剤を散布します。
A:回答 一時的に弱めることは可能だと思います。整枝剪定で矮化させることも可能です。樹形は自然体が良いので、盆栽以外は勧められません。
A:回答 受粉樹に甘柿を使います。寒肥に魚粉や米糠を施したり、熔性燐肥等を施し、甘味構成の無機分を増やすと良いでしょう。
A:回答 整枝剪定をして蕾数を減らしたり、摘蕾も可能です。カキノヘタムシガによる落果や生理的落果も想定されるので、無理に蕾数を減らすことはないでしょう。
A:回答 実が軟らかくなり落果するのはカキノヘタムシガによる可能性が高いです。12月から2月頃に表皮を削り、カキノヘタムシガの越冬マユ等を駆除します。幼虫発生時期に、殺虫剤を散布します。
A:回答 イラガの幼虫の可能性が高いです。毒刺毛があるので、触れないよう注意します。早期に殺虫剤を散布します。
A:回答 整枝剪定は落葉後が適期です。幹や枝の切除は元芽を残さないと枯れます。徐々に切っていくほうが無難です。やがて樹高は2メートルくらいにしていきます。
A:回答 キノコを取り除き、腐朽部全体を取り除いたら殺菌剤を塗布します。
A:回答 新梢は、横伸びの太くしっかりした枝を2本から3本残して、他を切除します。