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カリンの樹形
カリンの実
落葉高木
花期 4月 果期 10月
名前の由来は、木目がフタバガキ科のカリンに似ていることによります。
豊かで美しい
日当たりと風通しが良好な腐植質を多く含む土壌を好みます。
春先、植え穴に堆肥や油粕等を入れて植えます。苗を50~60cm位の高さで切り支柱を添え、倒れないようにします。萌芽した充実枝を3本位、主枝に育てます。
接木
主幹、主枝が出来たら、亜主枝を切り、新梢から結果枝を出させます。
開花したら自家受粉で結実します。結実した果実が熟成すると、硬いまま芳香が漂います。
葉脈に沿って暗褐色の病斑が現れ、広がって落葉します。発病した葉は焼却処分し、整枝剪定で採光と通風を良くします。
春から秋にかけて幼虫が葉を食害します。幼虫は糸を吐いてぶら下がるので「ブランコケムシ」とも言われます。発生初期に殺虫剤を散布します。