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カルミアの花
常緑低木
花期5月から6月
名前の由来は、属名のスウェーデン植物学者カルムにちなんだものです。
野望、大志を抱く
日当たりが良く寒風の当たらないところで、腐植質に富む排水良好な場所を好みます。
春、植え穴にピートモスや堆肥を入れ、高めに水ぎめで植えます。根が細かく浅いので乾かないよう、根元に藁や腐葉土を敷きつめます。成木は、根巻きをして植え替えた方が安全です。
実生、接木
放任しておいても樹形を整えるので、整枝はあまり必要ありません。
陽射しが弱いと、花芽の出来が悪いので、密生した枝葉を切り捨てて、採光と通風を良くします。
開花株での隔年開花を防ぐために、花芽が出来た秋に摘蕾をして蕾の数を減らし、枝の充実を図るようにします。
新芽や新葉が糸でつづられ、その中にムシがひそんで内部から葉を食害します。糸でつづられた葉をみつけしだい捕殺します。必要に応じて殺虫剤を散布します。