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第3次群馬県食育推進計画の最終評価について

更新日:2023年3月31日 印刷ページ表示

最終評価の目的

 平成28年4月に総合的かつ計画的に食育を推進するために群馬県食育推進計画【第3次】「ぐんま食育こころプラン」(以下「第3次計画」)を策定し、令和2年度を目途とした具体的な目標を提示し、県民への食育の普及に取り組んできた(計画期間平成28年度~令和2年度)。
 令和2年度で終了したことから、目標に対する最終評価(令和2年度状況)を行った。​

方法

 第3次計画策定時に設定された全体目標と共通目標、アウトカム指標(41項目)、アウトプット指標(47項目)について、設定時の値と令和2年度実績値等を比較し、目標に対する達成状況を確認した。

達成状況の評価

  • A:目標値に達した
  • B:目標値に達しないが、ベースライン値より改善した
  • C:ベースライン値と変わらない
  • D:ベースライン値より悪化
  • E:評価困難(事業廃止、ベースライン値がない、新型コロナウイルス感染症の影響等)​

結果まとめ

  • 施策展開のテーマごとの取組(アウトプット指標)で、目標を達成(A)したのは22項目(46.8%)、目標には達しないものの、ベースライン値よりも改善している項目(B)は3項目(6.4%)、一方、ベースライン値と変わらない項目(C)や悪化している項目(D)は0であった。また、評価困難となった項目(E)が22項目(46.8%)となった。令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の流行のため、やむを得ず、事業が中止や縮小となり、評価できない項目が多数あった。
  • アウトプットの取組による成果(アウトカム指標)は、目標値に達した項目(A)は4項目(9.7%)、目標には達しないものの、ベースライン値よりも改善している項目(B)が8項目(19.5%)であった。一方、ベースライン値と変わらない項目(C)が20項目(48.8%)、悪化している項目(D)が7項目(17.1%)となっている。
  • 感染症の影響により、計画通りに進められなかった面もあったが、本評価結果を率直に受け止め、今年度からスタートした第4次計画に掲げた目標を達成できるよう、新たな日常に即し、工夫しながら、より一層各分野との連携を強化するとともに、着実に取組を実施し、食育を推進していく。​

達成状況

全体目標及び共通目標

 全体目標(健康寿命)については「B(ベースライン値より改善)」、共通目標(食育への関心)については「C(変わらない)」となった。

アウトプット指標(47項目)

  • 「A(達成)」:22項目(46.8%)
  • 「B(改善)」:3項目(6.4%)
  • 「C(維持)」:0項目(0.0%)
  • 「D(悪化)」:0項目(0.0%)
  • 「E(評価困難)」:22項目(46.8%)

 約5割(53.2%)が目標に達した又は改善​

アウトカム指標(41項目)

「A(達成)」:4項目(9.7%)

  • ほとんど朝食を食べない若い世代(20~30歳代)の割合(女性) 5.7%(目標値10%以下)
  • 地域等で共食したいと思う人が共食する割合 72.6%(目標値70%以上)
  • 食育推進計画に基づき食育を推進している市町村の割合 100%
  • 学校給食における県産食材利用割合(食材数ベース) 35.9%(目標値30%以上)

「B(改善)」:8項目(19.5%)
「C(変わらない)」:20項目(48.8%)
「D(悪化)」:7項目(17.1%)

  • 郷土料理や伝統料理など、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味について知っている若い世代(20~30歳代)の割合 38.5%(目標値60%以上)
  • 食品の安全に関する基礎的な知識を持っている若い世代(20~30歳代)の割合 40.8%(目標値60%以上)
  • 朝食を全く食べない小学生の割合 0.9%(目標値0%)
  • 「食事バランスガイド」などの食事に関する指針を参考にしている県民の割合 54.6%(目標値70%以上)
  • リスクコミュニケーションという言葉を知っている県民の割合 6.9%(目標20%以上)
  • 郷土料理や伝統料理など、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味について知っている県民の割合 47.2%(目標値60%以上)
  • 事業所における給食運営と健康管理部門との連携の割合 46.1%(目標値75%以上)

「E(評価困難)」:2項目(4.9%)

<表>達成状況

達成状況
評価 アウトプット アウトカム
項目数 項目数
A 目標値に達した 22項目 46.8% 4項目 9.7%
B 目標値には達しないが、ベースライン値より改善した 3項目 6.4% 8項目 19.5%
C ベースライン値と変わらない 0 0.0% 20項目 48.8%
D ベースライン値より悪化 0 0.0% 7項目 17.1%
E 評価困難(事業廃止等) 22項目 46.8% 2項目 4.9%
総計 47項目 100.0% 41項目 100.0%