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テイクアウト等における食中毒予防について

更新日:2020年7月22日 印刷ページ表示

 新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、自宅での調理と同様に、飲食店からのテイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(出前)利用が増えています。これからの季節は気温や湿度が上昇し、食中毒が発生しやすい時期を迎えますので、これらの食品を原因とする食中毒に注意しましょう。

消費者の皆様へ

 飲食店での食事と異なり、テイクアウトした食品は調理後すぐに食べないので、その間に細菌が増殖することが考えられます。テイクアウトした食品は、長時間持ち歩いたり、室内に放置したりせず、できるだけ早く食べてください。食中毒に気をつけて、楽しく食事をしましょう。

テイクアウト・デリバリー食品の食中毒防止の注意点

テイクアウト注意点画像

家に持ち帰る際は、温度管理に注意し、高温になる車内に放置しないようにしましょう。

食べる前には手洗いを忘れずに!

家に持ち帰ったり、届いた料理は長時間放置せずに速やかに食べましょう。

食べ残しを保存することはせず、食べきるようにしましょう。

飲食店営業者の皆様へ

 新たにテイクアウトやデリバリー等を始める場合、一般衛生管理の徹底に加え、以下の点に留意してください。

  • 持ち帰りや宅配等に適したメニューを選定すること
    (鮮魚介類等の生ものの提供は避けるなど)
  • 施設設備の規模に応じた提供食数とすること
  • 加熱が必要な食品は、中心部まで十分に加熱すること
  • 調理済みの食品は、食中毒菌の発育至適温度帯(約20度~50度)に置かれる時間が極力短くなるよう、適切な温度管理(10度以下又は60度以上での保存)を行うこと
    (例)小分けによる速やかな放冷、持ち帰り時の保冷剤の使用、保冷・保温ボックスによる配達など
  • 消費者に対して速やかに喫食するよう口頭やシールの貼付等により情報提供すること

調理師・製菓衛生師