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毒キノコによる食中毒に注意

更新日:2023年9月20日 印刷ページ表示

 不確かなキノコは、採らない、食べない、売らない、人にあげない、もらわない

 秋は、キノコ狩りのシーズンです。また、それは同時に誤って毒キノコを口にする事故の発生の可能性も秘めています。

 県内ではここ数年、毒キノコによる食中毒により死亡にいたった事例はありませんが、全国的には毎年、1~3名程度の死者が出ています。

 次のことに十分注意して、毒キノコによる食中毒にかからないようにしましょう。

 ぐんま食の安全情報「それ毒キノコかも?キノコの食中毒に注意!」(令和5年9月) (PDF:815KB)

毒キノコによる食中毒を防ぐ5原則

 不確かなキノコは、採らない、食べない、売らない、人にあげない、もらわない

こんなことにも注意が必要です

  • キノコは発生場所等により形や色に微妙な相違があります。図鑑等による安易な識別は事故の原因となります。
  • 古くからの言い伝えは事故につながります。例えば、たてにさけるものは安全である、地味な色のものは安全である等にはいずれも例外があります。
  • 食べられるキノコのそばに毒キノコが生えている場合もあります。採取したキノコすべてを鑑定しないと、毒キノコが混ざっていることがあります。

万一、キノコを食べて食中毒症状が出たら

  • 食べたものを直ちにできるだけ吐かせ、医療機関で受診してください。
  • その際、料理の残りや生のキノコを持参すると、中毒種の確認と診療の判断材料になります。
  • 種類によっては一定の潜伏期間後に症状が現れる中毒もあります。症状が現れたら、医療機関を受診しましょう。

県内の事例

毒キノコによる食中毒発生状況

県内の毒キノコによる食中毒発生状況(平成16年以降)
発生日 発症者数 死者数 原因 採取場所
令和4年 発生なし
令和3年 9月28日 9名 0 カキシメジ(推定) 利根郡内
令和2年 10月28日 2名 0 カヤタケ属の一種 (推定) 吾妻郡内
令和元年 発生なし
平成30年 発生なし
平成29年 発生なし
平成28年 11月14日 3名 0 (種類不明) 利根郡内
平成27年 10月4日 2名 0 テングダケ 渋川市
平成25年 9月16日 9名 0 クサウラベニタケ 長野県
平成24年 11月3日 3名 0 ツキヨタケ みなかみ町
10月9日 1名 0 イボテングタケ 富岡市
平成23年 9月26日 2名 0 (種類不明) 山梨県
平成22年 10月2日 2名 0 クサウラベニタケ 桐生市
平成21年 発生なし
平成20年 10月20日 1名 0 カヤタケ属の一種 高崎市
10月7日 1名 0 カヤタケ属の一種 吾妻郡内
10月4日 3名 0 カヤタケ属の一種 沼田市
10月4日 3名 0 ツキヨタケ 安中市
9月7日 4名 0 クサウラベニタケ(推定) みなかみ町
8月16日 2名 0 ツキヨタケ みなかみ町
平成19年 10月19日 2名 0 (種類不明) 東吾妻町
10月5日 5名 0 カヤタケ属の一種 沼田市
6月12日 1名 0 オオシビレタケ 沼田市
平成18年 10月15日 2名 0 ニガクリタケ(推定) 嬬恋村
9月26日 1名 0 (種類不明) みなかみ町
平成17年 10月16日 5名 0 ドクヤマドリ 嬬恋村
平成16年 10月31日 1名 0 ツチスギタケ 高山村
10月11日 1名 0 カキシメジ 長野原町
9月15日 2名 0 ツキヨタケ 水上町(当時)
合計 67名 0    

※参考

 現在も原発事故による放射性物質流出による野生きのこへの影響が懸念され、関係機関がモニタリング調査を行っています。
 群馬県においても、放射性物質調査を行い、随時発表しています。
 (放射性物質に係る県産農産物の安全性について(農政課)
 また、林野庁においても、注意喚起を行っています。
 (きのこ・山菜等の放射性物質の検査結果について(林野庁)<外部リンク>


調理師・製菓衛生師