県の予算
県はみんなのためにいろいろなお仕事をしてるけど、仕事を進めるにはお金が必要だよね。予算とは、大事なお金の使い道のことだよ。
予算のしくみ
県に入るお金を歳入(さいにゅう)と言います。このお金は、県民の皆(みな)さんから納(おさ)められた税金(ぜいきん)や国から交付されたお金などです。また、県で使うお金を歳出(さいしゅつ)と言います。このお金を使って、県民の皆さんのためのいろいろな仕事をしています。
平成29年度群馬県当初予算
歳入 約7,246億円

用語解説(かいせつ)
地方交付税
全国どの地域(ちいき)に住んでも一定の行政(ぎょうせい)サービスが受けられるようにするため、国が地方自治体に交付するお金です。
地方税の収入が少ない自治体には不足する分のお金が交付されますが、反対に、企業(きぎょう)などが多く収入が多い自治体には交付されません。
県債
わたしたちの家計でも家を建てるときなどは、ローンを組むと思います。これと同じように、県債とは、地方公共団体(だんたい)が主に建物や施設(しせつ)をつくるため、銀行などから長期(1年以上)でお金を借り入れることを指します。
本県では、政府や銀行などからのほか、県民の皆さんから広くお金をお預(あず)かりし、県政(けんせい)に参加していただく「ぐんま県民債」を発行しています。
歳出 約7,246億円

用語解説
公債費
公債費とは、銀行などから借り入れた借金の返済(へんさい)にあてるお金(元金と利息)のことを指します。
一時借入金の場合は、借り入れた年度(4月1日~翌年(よくねん)3月31日)内で返済をし、県債の場合は、お金を借りた年から何年かにわたって計画的に返済をしていきます。
わたしたちの家計における住宅(じゅうたく)ローンなどと同じしくみです。