県議会のしくみ
県民の選挙によって選ばれた県民の代表である県議会議員さんが集まる場所が県議会だよ。
群馬県では、県内18地域(ちいき)から選出された約50人の議員さんが活動しているんだ。
県議会の仕事

県議会には、条例(じょうれい)や予算などの県政(けんせい)の大切なことを、県民に代わって話し合い、決定する重要な役割(やくわり)があります。また、県の行政(ぎょうせい)がしっかり行われているか、監視(かんし)・評価(ひょうか)したり、県民の意見に基(もと)づいた政策(せいさく)の立案や提言(ていげん)も行っています。
県議会のしくみ
県議会には、本会議と委員会があります。

本会議は、議員全員が集まって開かれる会議です。定例会と必要な時に開かれる臨時会(りんじかい)があります。議案や県の仕事に関する質疑(しつぎ)を行うほか、議会としての最終的な意思決定を行います。

県の仕事はさまざまな分野にわたっているため、効率(こうりつ)的に話し合いを進めるために、委員会というグループに分かれて詳(くわ)しく調べます。
本会議
知事や議員が提出(ていしゅつ)した議案について説明し、それに関する質疑を行います。

委員会
議案に関する専門(せんもん)的な審査(しんさ)を行います。

本会議
委員会からの報告(ほうこく)を受けて、その報告に賛成(さんせい)の人と反対の人が意見を述(の)べる、討論(とうろん)を行います。討論のあと、全員で賛成か反対かを決める採決(さいけつ)を行います。

知事
県議会で決定したとおりに知事は仕事を実施(じっし)します。


議会の本会議と委員会は公開されているから、誰(だれ)でも聴(き)きに行くことができるんだよ。みんなもぜひ聴きに来てね。