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緑の相談室 樹木に関するご相談 ハイビャクシン

更新日:2012年7月6日 印刷ページ表示

ハイビャクシン(ヒノキ科)

ハイビャクシンの樹形写真
ハイビャクシンの樹形

ハイビャクシンの葉写真
ハイビャクシンの葉

一口メモ

常緑低木
名前の由来は、地をはうビャクシンの意味といわれています。

植え方、殖やし方

 日当りと水はけが良い、肥沃な砂質土壌を好みます。
 池端や傾斜地に植えて、緑被帯状の景観を作ることができます。

庭植え

 春、植え穴に腐葉土を入れ、高植えにします。

植え替え

 植え方に準じ、根回し、根巻きをしてから植えます。

殖やし方

 挿し木、取り木

育て方

 自由に横枝を伸ばすので、強い刈り込みは避けます。
 主幹が横に伸びるため、誘引、刈り込みの手数もかかりません。
 枝葉を美しくするために、鶏糞や油粕等を春、秋の2回施します。
 根元に藁や堆肥を敷くと、根が盛り上がるので根元には何も置かないようにします。

主な病害虫防除

赤星病

 春先に葉や枝に褐色状の盛り上がった斑点ができます。発生枝は、切除して焼却するか密閉して処分します。

芽枯病

 葉の先が灰褐色から灰白色となり枯れます。発生枝は切除して焼却するか密閉して処分します。

ハイビャクシンフシダニ

 芽の中に寄生し、葉を変形させたり枯らします。発生初期に殺虫剤を散布します。

緑化相談Q&A(当センターに寄せられた緑化相談の一部をご紹介します。)

Q:質問 陸上競技場周辺の緑化樹として植えたい。挿し木で殖やして逐次植栽したいと計画しています。手順など教えてほしい。

 A:回答 梅雨時に挿し木が出来ます。新梢の固まった枝を鹿沼土に挿します。冬季はビニールトンネルなどで保護し、春先にポット苗に移し替え、翌年の梅雨頃に腐葉土を混ぜた土に定植します。

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