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緑の相談室 樹木に関するご相談 ビワ

更新日:2012年7月10日 印刷ページ表示

ビワ(バラ科)

ビワの花写真
ビワの花

ビワの実写真
ビワの実

一口メモ

常緑高木
花期 11月から2月 果期 6月
名前の由来は、実または葉が楽器の琵琶の形に似ているからといわれています。

花言葉

 内気、治癒

植え方

 春、日当たりと水はけが良好な土地に植えます。寒さと乾燥をきらうので気をつけます。

育て方

 全部結果させると果実が小さくなるので、摘房、摘花、摘果を行います。
 開花後は2月から3月に油かすや鶏糞などの有機質肥料を施し、お礼肥として化成肥料を忘れずに施します。

主な病害虫防除

灰斑病

 葉に褐色の病斑、果実に軟化部分が現れます。枝抜き剪定で通風と採光を良くし、必要に応じて殺菌剤を散布します。

緑化相談Q&A(当センターに寄せられた緑化相談の一部をご紹介します。)

Q:質問1 整枝の時期と剪定の仕方について、教えてください。

 A:回答 手入れし易くするためには、樹高を2mから3m位にします。主幹は2m程度、花芽のない枝は切除し、主幹に十分な陽射しを当てます。ビワは葉が大きく、周囲が暗くなるので、建物の近くに植えるのは避けます。

Q:質問2 摘果の仕方について、教えてください。

 A:回答 1枝に形の良い果実を2個程度を残して、摘果します。黄色く熟し始めたら、袋がけを行い鳥害から守ります。

Q:質問3 樹形が大きく成り過ぎたので、主幹を切り戻した。切口の周りにかさぶた状の物質が出てきた。病気でしょうか。

 A:回答 がんしゅ病の可能性もありますが、切口からのカルス細胞が盛り上がっている場合もあります。病気であれば、切口保護剤を塗布します。

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