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フジ棚
フジの花
落葉つる性木本
花期 5月から6月
フジのつるは右巻きですが、近種のヤマフジは左巻きです。
花色が白は「可憐」
日当たりと水はけが良好な、腐植質に富む肥沃な粘湿地が適地です。
春、植え穴に腐葉土を入れ、高植えにします。
根の先まで傷つけずに掘り上げます。「追い掘り」で掘り上げ、根鉢に巻いて植えます。
接木
樹勢が旺盛でつるの伸びが早いことから、棚仕立てにするのが一般的です。
整枝は、前年枝のつるの下芽が伸びて花芽になるため、春から夏にかけて伸びたつるが、落葉してから、下芽(元芽)を二芽位残して切除し、花芽を充実させるようにします。
施肥は、冬に腐葉土を根の周りに埋め込みます。骨粉や草木灰を施すと樹勢を押さえ開花枝を多くつくることができます。
新梢に寄生し、樹液を吸汁します。発生初期に捕殺します。
新梢や表皮内に寄生し、樹液を吸汁します。枝抜き剪定で通風と採光を良くすることや、冬の粗皮削りが効果的です。
A:回答 株元から派生した枝を整枝し、太い枝のみを残し、主幹への陽射しと通風を良くします。梅雨明けに幹から伸びた枝は、先端をこすると花芽が付くようになります。
A:回答 つるが交錯していると、日当たりが悪くなり花芽の付きがよくなりません。交錯しているつるや徒長したつるを切り日当たりを良くし、7月頃つるの先端を切りつるを充実させます。チッ素分の肥料が多いと花付きが悪くなります。
A:回答 整枝剪定の時期は芽吹き前の3月と開花後の7月です。幹から芽吹いた枝の元芽に花芽が出来るので、伸びきった枝を切り戻して、主幹への採光と通風を良くします。
A:回答 こぶは切除して、焼却処分します。切口には、切口保護剤を塗布します。枝抜き剪定で主幹への採光と通風を良くすることも大切です。