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クロマツの樹形
クロマツの葉
常緑高木
群馬県の木として「クロマツ」が指定されています。
不老長寿、永遠の若さ
日当りと水はけが良い場所で、腐植質に富む砂質壌土を好みます。
春先、大きめの植え穴に、水ぎめで支柱を添えて高植えにします。
根回しと根巻きをしてから植えます。
実生、接木
樹種の特徴を生かした樹形づくり(「アカマツ」はやさしく、「クロマツ」はがっしり)に仕立てます。
毎年、春のみどり摘みと晩秋の揉みあげを行います。
施肥は、枝葉を充実させるため油かすや牛ふんを寒肥として施します。
幹や枝の表面に粗い大小の瘤ができます。発生した部分の切除を行い、切り口に癒合促進剤を塗布しておきます。
元気なマツの樹の葉がとつぜん褐変し、やがて樹全体が枯死します。原因はマツノマダラカミキリの成虫が樹皮を食害したときに、同時に入るマツノザイセンチュウによるものです。そのため、春のみどり摘みのあとに殺虫剤の散布を行います。