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「ぐんま認定介護福祉士」29年度認定者(10期生)手記と施設長からの寄稿

更新日:2019年2月25日 印刷ページ表示

「ぐんま認定介護福祉士の受講から1年経って」ー認定者2名の手記ー

医療法人 ほたか会 介護老人保健施設武尊荘 田口 敏治さん

「ぐんま認定介護福祉士」29年度認定者田口さん写真

 ぐんま認定介護福祉士を目指すにあたり、約半年間に及ぶ全17日の研修をやり通すことができるのだろうか。そんな不安でいっぱいだったことを思い出します。長いようで短かった全課程を無事終了し、ぐんま認定介護福祉士となり1年が経ちました。
 座学ではより深い知識、レポート課題では自分の考えを文章で伝える力、発表会やグループワークでは自分の言葉で相手に伝える力が身に付き、自分自身に自信がつきました。また同じ目標を持ち、似たような悩みや課題を抱え、様々な事を共感し合った受講生の仲間に出会えたことも大きな財産になりました。
 リーダーとして利用者の方々がその人らしい生活ができ、ご家族にも喜んでもらえるよう、人と人との関わりの中で試行錯誤しながら良質なケアが提供できるよう努力するとともに、ケアを提供する者としてふさわしい人間づくり等人材育成にも力を入れていきたいと思います。
~スタッフの笑顔は利用者の安心。利用者の笑顔はスタッフのやりがい~

社会福祉法人 さかい福祉会 いこいの里デイサービスセンター 小笠原 聖美さん

「ぐんま認定介護福祉士」29年度認定者小笠原さん写真

 介護福祉士養成施設を卒業し、現場で働いてきましたが、時が経つにつれて業務ばかりに意識が向いてしまう自分がいました。
 ぐんま認定介護福祉士の研修に参加させていただいたことで、介護における尊厳の保持や職業倫理、家族や地域との連携、認知症の方の理解など忘れかけていたことや、新たに教わって知識を得た事がたくさんありました。
 ご利用者が住み慣れたところでいつまでも安心して暮らしていき、そのひとらしく生活できるよう支援していくには、どうすればいいか考えるようになりました。また介護福祉士としてもそうですが、自分も地域に住む人として何ができるかを考えていきたいと思いました。
 介護保険制度のことや認知症の方の理解と対応など、地域の方々に伝えていきたいと思っています。
 研修をきっかけに、地域のミニデイサービスに参加させていただきました。今後も職場ではもちろんですが、学んだ事を地域に発信できるように取り組んでいきたいと思っています。

施設代表者からの寄稿ー「ぐんま認定介護福祉士に期待します」ー

社会福祉法人 かんら会 特別養護老人ホーム・シルク 施設長 中野 裕文さん

社会福祉法人かんら会 中野施設長写真

 まず、制度創設より長きにわたり、ご尽力いただいている関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
 また、ぐんま認定介護福祉士の資格に挑戦し、資格取得された皆さんにおかれましても、長期間、仕事と勉強の両立に大変な努力をされたことに敬意を表します。その成果は、きっと今、皆さんが携わる様々な場面において、日々活かされているものと思います。
 同時に、皆さんが学んでいる間、しっかり職場を守ってくれたのは、職場の同僚仲間です。そういった方達の理解と協力のもと、資格取得ができたと思います。お互いがお互いを尊重尊敬し、思いやり感謝できる風土と文化は、職員個々の成長・介護の質の向上・事業発展の土台となるものだと私は思います。
 群馬県でも高齢者が増加する中、介護職員不足が懸念されています。外国人の方の雇用も進む状況で、量と質の確保が大きな課題となっています。
 私達管理者も処遇改善や環境の整備、働きやすく働き甲斐のある職場作りに、より注力しキャリアアップを応援していきます。科学的根拠に基づく介護の実践と学びの継続。ぐんま認定介護福祉士の皆さんに寄せられる期待は、より大きなものとなっています。これからも資格を自信とし、日々の仕事に向き合っていただければと思います。皆さんの益々のご活躍を期待しています。

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