群馬県がん対策推進計画
はじめに
1 群馬県がん対策推進計画策定の趣旨
がんは、本県において、昭和60年から死因の第1位であり、現在では年間、5千人以上が、がんで亡くなっています。平成17年の死亡者は5,202人(悪性新生物)、全死亡者数の28%を占めています。
生涯のうちにがんに罹る可能性は男性の2人に1人、女性の3人に1人とされ、現在では約3人に1人が、がんで亡くなるという状況になっています。がんは加齢により発症リスクが高まり、今後ますます高齢化が進行することを踏まえると、その死亡者数は今後とも増加していくと推測されています。
がんに罹患した方々は、がんによる疼痛やがんに対する不安を抱えて生活を送っており、こうしたがん患者の療養生活の質の向上にむけた取り組みが求められています。
平成19年4月にがん対策基本法(以下「基本法」という。)が施行され、各都道府県にがん対策推進計画の策定が義務づけられました。本県においても基本法に基づき、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るために、群馬県がん対策推進計画(以下「計画」という。)を策定しました。
2 計画の位置づけ
基本法第11条第1項に規定する都道府県がん対策推進計画。
群馬県保健医療計画、群馬県健康増進計画「元気県ぐんま21」、群馬県介護保険事業支援計画(群馬県高齢者保健福祉計画)との調和を図ることが基本法によって求められています。
3 計画の期間
平成20年(2008)年度から平成24年(2012)年度までの5カ年計画とし、必要があれば計画期間が終了する前であっても変更を加えるものとします。
第1 基本方針
第2 全体目標
第3 分野毎の施策の推進(1)
「群馬県がん対策推進計画アクションプラン」を策定しました
県では県民ががんにならない、がんに負けない、健康な生活が送ることができるよう、平成20年3月に「群馬県がん対策推進計画」を策定しましたが、このたびより具体的な行動計画として「群馬県がん対策推進計画アクションプラン」を策定しました。
群馬県がん対策推進計計画アクションプラン
【一括版】