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第3 分野毎の施策の推進(4)

6 がん医療に関する相談支援及び情報提供

正しい情報の提供

   県民が、がんをより身近なものとして捉えるとともに、がん患者となった場合でも適切に対処することができるようにする必要があります。また、進行・再発がん患者に対する誤解を払拭することも重要です。

   そのため、がん対策情報センターと連携し、がんに関する正しい情報の提供を一層強化し、がん年齢に達する前の早い段階からがんに関する知識を県民が得られるように努めます。

拠点病院の役割

○ 拠点病院においては、がん患者及びその家族に支援を行っているボランティア等の受け入れを行うとともに、県民に対して緩和ケアをはじめとするがん医療を身近なものとして感じてもらえるように努めます。

○ がんに関する情報は、がん患者の立場に立って、様々な手段を通じて提供される必要があるため、相談支援センターにおける電話やファックス、面接による相談等を着実に実施していきます。

○ 相談支援センターには相談員が専任で配置されていますが、がん患者の生活には療養上様々な困難が生じることから、適切な指導助言を行うため、相談員を複数人以上専任で配置すること等が望まれます。その際には、相談支援に関し十分な経験を有する看護師等の医療従事者や患者団体等との連携について検討を行います。

○ がん患者本人はもとより家族に対する心のケア(精神的支援)が行われる相談支援体制を構築していきます。

セルフヘルプ活動等の促進

   がん患者や家族等が、心の悩みや体験等を語り合うことにより、不安が解消された、安心感につながったという例もあることから、こうした場を自主的に提供している活動(セルフヘルプグループ(※注12)等)を促進していくための検討を行います。

がんサロンの設置

   がん患者と家族にとっては、診断と治療を終え、経過を観察する時期に入ると再発や転移への不安、心配、恐れなど精神的にも孤立した状況に陥りがちです。

   がん患者と家族が気軽に立ち寄れ、患者や家族同士の交流、情報交換などができる場としての「がんサロン」の設置をがん患者団体等関係者と検討します。

情報提供のあり方の検討

   罹患率や生存率等の情報を積極的に公開していくことは重要です。ただし、がん患者及びその家族の心理面等に配慮し、がんに関する情報提供の在り方を工夫していくことが望まれます。

【個別目標】


(1)原則としてすべての二次医療圏において、3年以内に、相談支援センターを概ね1箇所程度整備するとともに、すべての相談支援センターにおいて、5年以内に、がん対策情報センターによる研修を修了した相談員を配置することを目標とします。

(2)がん対策情報センターが発行するがん医療に関する相談支援及びがんに関するパンフレットの配布、インターネット等を活用したがん情報の提供を積極的に推進します。

(3)パンフレットを配布する医療機関等の数を増加させます。加えて、当該パンフレットや、がんの種類による特性等も踏まえた患者必携等に含まれる情報をすべてのがん患者及びその家族が入手できるようにすることを目標とします。

(4)拠点病院における診療実績、専門的にがん診療を行う医師及び臨床試験の実施状況に関する情報等を更に充実させることを目標とします。

(5)がん相談窓口となるコールセンター等の設置に向け、がん患者団体等関係者と協議していきます。


(※注12) セルフヘルプグループ セルフヘルプグループとは、「共通の体験」を通じて活動し、自分自身の悩みや経験を分かち合うグループ。

このページについてのお問い合わせ

健康福祉部保健予防課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2602
FAX 027-223-7950
E-mail shokuiku@pref.gunma.lg.jp
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